こんにちは。
毛利まさるです。
感情のコントロールに悩んだ経験はありませんか？
仕事をしていると、理不尽な言葉を投げかけられたり、予期せぬ批判を受けたりして、
怒りの感情が湧くことは誰にでもあります。
特に、上司や取引先など立場が上の人から理不尽に思える言葉を受けたとき、
「何だその言い方は？」と内心イラっとした経験、一度はあるのではないでしょうか？
このような感情をどう扱うか。
それが社会人としての大きな課題であり、まさに自己啓発のテーマでもあるのです。
アンガーマネジメントは大切であるものの…
もちろん、怒りの感情と上手に向き合う方法として、アンガーマネジメントという考え方があります。
「6秒待てば感情はおさまる」とか、「怒りの温度を測ろう」などのテクニックは、広く知られています。
であるものの、現実には6秒どころか1秒も我慢できないときもあるのです。
言葉や態度が先に出てしまい、「しまった…」とあとで自己嫌悪に陥る。
そんな経験、あなたもありませんか？
そこで登場するのが生成AIという新しい選択肢
今はとても便利な時代です。なぜなら、24時間いつでも相談できる存在ができたからです。
それが生成AIです。
しかも、AIは怒らず、否定せず、冷静に話を聞いてくれるのです。
感情が高ぶって誰にも話せないようなとき、スマホを開いてAIにこう打ち込んでみてください。
「上司から『そんなの常識でしょ』と言われて、すごく腹が立ちました。
自分がなぜそんなに嫌な気持ちになったのか、分析してもらえますか？
また、その発言にもしポジティブな意図があったとしたら、どんな意味が考えられますか？」
このように、状況の説明と自分の感情を率直に伝えることで、AIは中立的に、かつ優しく応じてくれます。
AIのフィードバックは、驚くほど冷静で客観的
実際にAIに相談してみると、自分では考えつかないような角度からのフィードバックが得られます。
たとえば、こんなふうに返ってきます。
「あなたがその発言に対して嫌悪感を持ったのは、否定されたと感じたからかもしれません。
しかし、その上司は、あなたに対して“もっとできるはずだ”という期待を込めて言った可能性もあります。」
この一言で、感情がすっとおさまることがあります。
怒りという感情は、時に自分の視野を極端に狭くしてしまうものです。
しかしAIは、その狭まった視野を優しく拡げてくれるのです。
なぜAIに相談することが「自己啓発」になるのか？
感情を処理する力、それもレジリエンス（回復力）の一種です。
つまり、AIを活用することで、自分の感情を自分でケアし、冷静に向き合うことができます。
これはまさに、「自己を啓発（開いていく）」という行為にほかなりません。
大事なのは、AIを“ただのツール”として使うのではなく、心のコーチとして接することです。
AIに愚痴を吐き出すだけでも、頭の中が整理され、気持ちが軽くなる。そんな体験があなたを少しずつ強くしていきます。
「人に言えないことはAIに言う」のすすめ
もちろん、本音を言える仲間やメンターがいるのが理想です。
しかし、常にそういう人がそばにいるとは限りません。
夜中にモヤモヤして眠れないとき、カフェでひとり落ち込んでいるとき、そんなときこそAIの出番です。
匿名で、しかも気を使わなくていい。これは人間相手ではなかなか得られない安心感です。
