
こんにちは。
毛利まさるです。
嫌なことや困難な状況に直面したとき、
あなたの頭の中に「できない理由」
が次々と浮かんでくることはないでしょうか?
「時間がない」
「自分には向いていない」
「今はタイミングが悪い」
そんな理由を並べて、
いつの間にか目の前の問題から逃げてしまった経験は
一度や二度ではないはずです。
そして、その選択をしたことを後になって
後悔することもあるでしょう。
もしも、そんな経験があるのなら
今回の話はあなたにとって大いに役立つかもしれません。
人は、自分ができないことに対して
無意識のうちに言い訳を考えてしまうものです。
ところが、不思議なことに、
他人が言い訳をしているときはすぐに気づけるのです。
周りの人が「忙しくてできなかった」と言えば、
「本当に時間がなかったのだろうか?」
「優先順位をつけて取り組めばよかったのでは?」
と感じることがあるでしょう。
しかし、それが自分自身のことになると、なぜか言い訳に気づきにくくなります。
そこで、おすすめの方法が
「自分の言い訳を紙に書き出すこと」です。
頭の中だけで考えていると、
自分の言い訳が合理的に思えてしまいます。
しかし、実際に書き出してみると、
それが単なる逃げ道だったことに気づくことができるのです。
「今日は疲れているから後回しにしよう」と思ったとき、
それを紙に書くと、「本当に疲れているのか?」
「ただ気が進まないだけではないか?」と、
自分を客観的に見つめることができるようになります。
これは、セールスの場面でも非常に有効です。
たとえば、
「この顧客には断られそうだからアプローチしないほうがいい」
と考えたとき、それを紙に書いてみるのです。
すると、
「断られると決めつけているのは自分の思い込みではないか?」
「本当にニーズがないのか、
ただ話を聞いてもらえないと思い込んでいるだけではないか?」
といった視点が生まれます。
言い訳を客観的に認識できるようになれば、
その瞬間からあなたの行動は変わり始めるのです。
この習慣を身につけることで、
言い訳に振り回されることが減り、
前向きな行動を取れるようになります。
最初は紙に書くことが面倒に感じるかもしれません。
しかし、それを続けることで、
自分が言い訳をした瞬間に
「あ、また言い訳している」と気づけるようになります。
この意識の変化が、あなたの行動力を大きく高めてくれるでしょう。