こんにちは。
毛利まさるです。
あなたはサンクコスト効果をご存じですか?
サンクコスト効果とは、これまでに費やした時間や労力
金銭的投資などを理由に、合理的な判断ができなくなる
心理的な傾向を指します。
例えば、長い時間をかけて
プレイしてきたスマホゲームを
やめることができない、
または、最初は面白かったけど
最近はあまり楽しめなくなった漫画を
なんとなく読み続けてしまう
そんな経験はありませんか?
この心理は、セールスの世界でもよく見られます。
例えば、見込み客に対して多くの時間と資金を投じたけど
契約にならない場合、もしかするとこれ以上時間をかけないことが
合理的な選択かもしれません。
しかし、「これだけ投資したのだから」と考えて
無理に続けてしまうことで
さらに時間が無駄になってしまうこともあります。
このサンクコスト効果を理解すると
私たちのストレスマネジメントにも役立てることができます。
特に、日常生活において
「もったいないから」という理由で続けていることが
実は心の負担になっている場合があります。
不要なものを手放すことで、心が軽くなり
より良い選択ができるようになるのです。
例えば、長年続けてきた習慣や人間関係でも
今の自分にとって価値があるのかを見直してみることが大切です。
仕事でも、過去のやり方に固執するのではなく
現状に即した方法を柔軟に取り入れることで
より生産的に働くことができるでしょう。
また、サンクコスト効果にとらわれず
身の回りのものを整理することもおすすめです。
不要なものを思い切って処分することで
生活空間がすっきりし、心理的な負担も軽減されます。
デジタルデトックスを試みたり
定期的に持ち物を見直したりすることで
本当に大切なものが見えてくるかもしれません。
サンクコスト効果に縛られることなく
自分にとって本当に価値のあるものを選び取ることが
レジリエンスを高める鍵になります。
ぜひおためしください。