車の運転で攻撃的になる人

こんにちは。
毛利まさるです。

よく「車の運転にはその人の性格が出る」と言われます。

高速道路で追い抜かれたときに、負けたように感じたり
車道に入ろうとしている車に譲らずに
先を急いでしまったりすることがあるかもしれません。

こうした運転中の反応は、その人の中にある競争心や
攻撃的な面を映し出す鏡のようなものです。

競争心は勝負事においては大切なメンタルです。

しかし、勝負する相手ではない人と勝負をする必要はありません。

車の運転中に
「他の車に追い越されるとイライラする」
「道を譲りたくない」と思ったとしたら

こうした運転中の態度は
私たちの普段の行動や仕事にも少なからず影響を及ぼしているかもしれません。

たとえば、私たちがスーパーや飲食店での対応を思い返してみましょう。
レジやカウンターで終始笑顔で対応してくれる店員の方と
しかめっ面で対応している店員の方では
どちらに好印象を持つでしょうか?

当然、笑顔で対応してくれる方のほうが感じが良く
気持ちも和らぎますよね。

これは仕事術においても非常に重要なポイントです。

それでは、なぜこのような態度が仕事に影響するのでしょうか?

それは、攻撃的な態度が知らず知らずのうちに
人に伝わってしまうからです。

車の運転中に攻撃的になる人が
無意識のうちに周囲に威圧感を与えるような態度で接していると
その影響は仕事の現場にも出てしまいます。

たとえば、営業やセールスの場面でも
自分が伝えたいことを強く主張しすぎると
相手に圧をかけてしまい、聞き手の立場に立てなくなります。

相手に「この人は自分の話を押し付けようとしている」
と感じさせてしまうと
せっかくのビジネスチャンスも失われてしまう可能性があります。

ですので、車の運転で攻撃的になりがちな人は
まず「穏やかさ」を意識してみると良いでしょう。

たとえ誰かに追い越されたとしても
イライラせず「安全運転が最優先」と心がけることで
気持ちも落ち着きます。

同じように、仕事においても冷静な姿勢が求められるのです。
たとえ上手くいかないことがあったとしても
無理に結果を追い求めず、まずは穏やかに
相手の立場に立って対応することで、好印象を与えることができます。

このように、運転中の態度は仕事においても大きく影響します。

特に営業や接客など、顧客と接する機会が多い業種では
いつも笑顔を心がけ、優しく対応することで信頼を築くことができるのです。

穏やかでいることが、仕事にも良い影響を与えると自覚して
日々意識してみると良いでしょう。