イメージ画像という違和感

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは日々のセールス活動の中で
説明がうまく伝わらなかったり
お客様とのコミュニケーションがスムーズに
いかなかった経験はありませんか?

もしかしたらそれは
言葉の使い方が不適切だったからかもしれません。

たとえばどあなたは
「イメージ画像」という言葉に
違和感を感じることはありませんか?

イメージと画像は同じ意味を持つ言葉です。
このように、言葉が二重になっている状態を重言(じゅうげん)といいます。

重言でよく言われる表現は「馬から落馬」
「骨を骨折」というのがあります。

このように重言は、表現が冗長になり
意味が伝わりにくくなる原因となります。

ちなみに「違和感を感じる」も正確には重言です。
違和感があるというのが正しい表現です。

他にも日常でよく使われる重言には以下のようなものがあります。

事前予約
予約はすでに「事前に」という意味を持っています。
したがって、「予約」で十分です。

後で後悔する
後悔はすでに「後で悔やむ」という意味を含んでいます。
「後悔する」で十分です。

被害を被る
被害とはすでに「被る」という意味を含んでいます。
「被害を受ける」で十分です。

必ず必要
必要とはすでに「必ず必要とされる」という意味を持っています。
「必要」で十分です。

これらの重言にはそのまま使っても問題ないものもあります。
しかし、こういった言葉に違和感を感じなければ
他の表現においても説明が冗長になり
相手に伝わりにくくなっている可能性があります。

ですから、普段から重言を避けることで
シンプルで明確な表現ができるようになります。

ぜひおためしください。