こんにちは。
毛利まさるです。
会社の中で「あの人は優秀だから」と言われることがあります。
もしかしたらあなたはその人を目指して
その人から行動を学ぶことになるかもしれません。
しかし、それは注意が必要です。
それは、「優秀」という言葉の意味が人によって全く異なるからです。
ですので、まずはその人が何をもって
「優秀」なのかを明確にすることが重要なのです。
例えば、いつでも自分の言うことを
聞いてくれる都合の良い人が
上司から「優秀」とされる場合もあります。
また、自分の意見を貫き通せる人が
「優秀」とされる場合もあります。
セールスの成績が良い人が「優秀」とされることもあれば
文章が得意な人が「優秀」とされることもあります。
ですので、「優秀」の意味を具体的にすることが重要なのです。
では、なぜそのようなケースが起きてしまうのでしょうか?
それは、一芸に秀でている人が他の分野でも
優秀だと思い込んでしまう心理効果があるからです。
それは心理学用語でハロー効果と呼ばれる現象です。
ですので、このハロー効果に注意することが重要なのです。
ハロー効果によって
ある一つの分野で優秀な人が
他の分野でも優秀だと思い込んでしまうと
あなたがその人から学ぶ際に
間違った学びを得てしまう可能性があります。
それは、その人が優秀だとされる分野と
あなたが学びたい分野が一致しない場合です。
ですので、他人から学ぶ際には「優秀」という言葉でひとくくりにせず
その人がどの分野で優秀なのかを見極めることが重要です。
ハロー効果に惑わされず、その人の得意分野を理解することで
あなたがその人から何を学べばよいかが明確となります。
ぜひおためしください。