こんにちは。
毛利まさるです。
雑誌やインターネットで生き残るための資格特集
といったことが紹介されることがあります。
他にも取っておいた方が良い資格はありますか?
といった相談を受けることもあります。
これだけ取っておけば大丈夫といった資格は
本当に存在するのでしょうか?
たとえば、医師、弁護士、薬剤師といった
資格に準じた仕事が存在するものが該当するでしょう。
それ以外は、特にありません。
たとえばあなたが会社の面接官になった時を
イメージしてみてください。
あなたの目の前に40歳近くの
二人のセールスがいます。
一人目は高学歴でスポーツ万能
高校時代には野球部に所属しており
甲子園に出場経験があります。
セールスについては何も情報がありません。
二人目も野球部です。
一人目とことなり高学歴ではありません。
野球に関しても地方大会までです。
しかし、部活動の経験を活かして
職場ではプレイングマネージャーとして
組織を束ねて売上を拡大しました。
面接官のあなたは二人のうち
どちらを採用したいですか?
当然ながら後者でしょう。
一人目は高学歴、甲子園出場経験有と
新卒採用であれば申し分ないでしょう。
しかし、それは新卒採用までです。
10年、20年も経験すると
あなたは何ができるのか?が一番大事です。
どんな資格を持っているか?は二の次なのです。
あなたの会社の中で
あなたと同じくらいの実力がある人と比べられた時に
あ!こんな資格を持っているんだ。
と事権を持つ人は評価をするのです。
ですから、資格を取ることを中心にかんがえるのではなく
あなたはどうなりたいのか?
あなたの実力はどんなものなのか?
あなたは会社や他者にどんなことで貢献できるのか?
このことを軸に考えてみてください。
それこそがあなたの価値なのです。