営業が伸びない人ほど気づいていない「自分のカード」の話

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、カードを持っていないと思っていなかったでしょうか?

最近、成果が思うように出ない。
商談はそれなりにこなしているのに、数字に結びつかない。
評価も上がらず、目標だけが重くのしかかる。

そんな状況の中で、
「自分には武器がない」
「他の人のほうが優秀に見える」

そう感じていたことはありませんか。
あなたは、自分には語れるものが少ないと思っていたのではないでしょうか?

その結果、会話に自信が持てず、商談でもどこか受け身になっていたと思います。

実は、あなたの手札はすでに配られている

ここで少し、手を止めて考えてみてください。
あなたは、人に語れる知識のジャンルがいくつありますか。
歴史、AI、映画、スポーツ、格闘技、アニメ、ゲーム、投資、健康。
仕事と直接関係がないと思って切り捨てていたものも含めてです。

これらはすべて、人と距離を縮めるためのカードです。

専門家レベルである必要はありません。
「少し語れる」「興味をもって話せる」
それだけで十分なのです。

それにもかかわらず、多くの人は
「営業に関係ないから」
「数字に直結しないから」

そうやって、自分のカードを自分で捨ててしまいます。
それは、カードの価値を狭く定義しすぎているからです。

なぜカードがあると、営業は変わるのか

営業とは、正解を押しつける仕事ではありません。
信頼関係をつくり、相手の思考を開く仕事です。
その入口になるのが、雑談であり、共通言語です。

カードを持っている人は、相手の反応を見ながら
「この話題ならいけそうだな」
と自然に切り替えることができます。

一方で、カードがないと思い込んでいる人は商品説明一本勝負になります。
すると、価格や条件の話に早く入りすぎてしまう。
それは、会話の主導権を持てないからです。

おわかりでしょうか?

カードとは、相手を説得するための武器ではありません。
相手が心を開くための「扉」なのです。

カードを整理すると、自信が生まれる

大切なのは、カードを増やすことではありません。
まずは、すでに持っているカードを整理することです。

紙でも、メモアプリでも構いません。
自分が話せるジャンルを書き出してみる。
そして、「これは誰と使えそうか」を考えてみる。

そうすると、「意外と自分、話せるな」という感覚が生まれます。
ですので、自信は外から与えられるものではないのです。

自分の中にあるものを可視化したとき、初めて立ち上がります。

成果が出ない時期は、カードを磨く時間

今、数字が出ていないとしても問題ありません。

焦って無理に結果を取りに行っても、関係性が壊れるためです。
成果が出ない時期こそ、カードを磨く、カードの使いどころを考える
この時間に意味があります。

短期的に結果が出なくても、カードを積み上げていれば、ある瞬間に一気につながります。
逆に言うと、カードを持っていないと思い込み続ける限り、同じやり方を繰り返すだけになりえないのです。

あなたは、すでに勝負の場に立っている

特別な才能は必要ありません。
派手なトークも不要です。

あなたがこれまで触れてきたもの、
興味をもってきたもの、
時間を使ってきたもの。

それらすべてが、あなたのカードです。
カードがあると気づいた人から、営業は変わります。
そして、変わった営業だけが、次のステージに進みます。

今はまだ不安があっても構いません。
しかし、あなたの手の中には、もう十分なカードがあります。

それに気づいた瞬間から、勝負は始まっているのです。