
こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、今日一日で何を残しましたか?
何を成し遂げましたか?
そう問われると、
「特に何もしていない」
「成果物なんてない」
と感じるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?
仕事の成果はもちろんのこと、
たとえば誰かに「ありがとうございます」
と伝えたことはありませんか?
または、誰かから感謝の言葉を
受け取ったことはないでしょうか?
そんな小さな出来事も、あなたが社会に何かを与えた証です。
そして、それを意識するかしないかで、
日々の充実度は大きく変わってきます。
「成果物」というと、何か目に見えるもの、
具体的なアウトプットを思い浮かべがちです。
レポートを書いた、売上を上げた、新しい提案をした
そういった成果はわかりやすいものです。
しかし、目には見えない「成果」も確実に存在します。
たとえば、あなたが今日学んだこと。
それは、確実にあなたの中に蓄積され、
未来の自分を支える知識となります。
また、誰かの相談に乗ったり、
相手の話をじっくり聞いたりしたことも、立派な成果の一つです。
自分の成長だけでなく、誰かをサポートすることもまた、
社会に何かを残していることになるのです。
私たちは、毎日何かしらの行動をしながらも、
その積み重ねを意識することは意外と少ないものです。
すると、「自分は成長しているのか?」
と不安になることもあるでしょう。
しかし、もし毎日の小さな成果に気づくことができれば、
「自分は確かに前に進んでいる」と実感できるようになります。
たとえば、セールスの仕事においても、
今日は新規契約が取れなかったとしても、
見込み客と良好な関係を築けたなら、
それは確実に成果の一つです。
また、商談の中で新しい提案ができたり、
相手のニーズを深く理解できたりしたなら、
それもまた価値のある前進です。
セールスメンタルにおいて重要なのは、
「今日の成果が何かを常に意識すること」です。
成果がないように思えても、
振り返れば必ず何かしらの足跡が残っているはずです。
では、毎日の成果を忘れず、
自分の成長を実感し続けるためにはどうすればよいのでしょうか?
それには、日記をつけることが効果的です。
日記といっても、長い文章を書く必要はありません。
一言でもいいので、
「今日、自分が成し遂げたこと」を書き留めるのです。
たとえば、「○○さんに感謝された」
「□□の本を読んで新しい知識を得た」
「上司にフィードバックをもらった」
といったことを書くだけでも十分です。
この習慣を続けることで、
日々の成果を意識する癖がつきます。
そして、それを積み重ねていけば、
自分が確実に成長していることが
実感できるようになるでしょう。
あなたの今日の成果物は何ですか?
それを、ぜひ振り返ってみてください。