自分の考えを盛り込む楽しさ

こんにちは。
毛利まさるです。

セールスの現場では、本店が用意した
成功するためのフレームワークや
トークスクリプトを使う機会が多いです。

しかし、それをそのまま実践するだけでは、
なかなか結果が出ないことがあります。

なぜなら、本当に効果を発揮するのは、
「自分の考えを盛り込んでこそ」だからです。

誰かの言葉をそのまま使うのではなく、
自分の経験や価値観を加えることで、
初めて本当の説得力が生まれます。

たとえば、マニュアル通りのセールストークを
淡々と話すのではなく、
「自分が実際にこの商品を使って感じたこと」や
「顧客が納得した実例」を交えることで、
よりリアリティのある提案ができるのです。

もちろん、誰かのアドバイスに従うことは大切です。

しかし、それをただ受け入れるのではなく、
「本当に自分に合っているか?」
「どのようにアレンジすれば自分らしい提案になるか?」
を考えることが重要です。

たとえば、ベテランのセールスが
「このフレーズが効果的だ」と言ったとしても、
それを自分の言葉で語らなければ、相手には響きません。

むしろ、不自然な話し方になってしまい、
信頼を損ねることもあります。

また、自分で考えて実践したことは、
たとえ失敗しても大きな学びになります。

人から言われたことをそのままやって失敗すると、
「言われた通りにやったのに…」と後悔するかもしれません。

しかし、「自分なりに工夫してみたけど失敗した」という経験は、
次の成長につながる貴重な財産になります。

自分の意思を持って行動した結果であれば、
そこから「何が原因だったのか?」を冷静に分析し、
次に活かせるのです。

自分の考えを持たずに、ただ人の意見に従うだけでは、
本当の意味での成長はありません。

本気で考え、自分なりにアレンジし、実践することで、
初めて「自分のセールススタイル」が確立されるのです。

自分の考えを盛り込むことは、
セールスの楽しさの一つでもあります。

常に試行錯誤しながら、
自分に合ったやり方を見つけていくプロセスこそが、
成長への鍵となるのです。

どんな状況でも、
「このやり方をもっと良くするにはどうすればいいか?」と考え、
自分なりの工夫を加えていきましょう。

その積み重ねが、確固たる自信につながり、
結果として大きな成果を生み出すのです。