ポジティブ思考を意識しすぎる人

こんにちは。
毛利まさるです。

ポジティブ思考を学び、
「常に前向きに考えなければ」と
強く意識することはありませんか?

もし、あなたがポジティブ思考を
意識することで「自分はポジティブになれている」
と感じているなら、

今回の話はあなたにとって
とても役に立つかもしれません。

なぜなら、
ポジティブ思考を意識している時点で、
まだそれが「自然にできている状態」
にはなっていないからです。

これはスポーツの技術習得にも似ています。

たとえば、サッカーでボールを蹴る際、
「軸足側の腕を使ってバランスを取るのが大切」
と意識しながらプレイしている人と、
何も考えなくても自然と体が動く人では
レベルに差がありますよね。

ポジティブ思考も同じです。
「前向きに考えなければ」と意識している間は、
まだ無意識レベルで身についているとは言えません。

ポジティブ思考が本当に根付いている人は、
「ポジティブに考えよう」とすら思わず、
自然と前向きな発想をしているものです。

まるで呼吸をするように、特に努力することなく、
当たり前のようにポジティブな視点を
持つことができるのです。

つまり、本当に大切なのは、
「ポジティブとかそういう問題じゃなくて当たり前の話」
というレベルまで習慣化することです。

では、どうすればそのレベルに到達できるのでしょうか?

それは、普段の何気ない言葉にアクションを付け加えることです。

「難しい」ではなく「だからこそ挑戦しがいがある」
「失敗した」ではなく「だからこそ学びが増えた」

こうした言葉の選び方を少しずつ変えていくことで、
思考が無意識に身についていきます。

「ポジティブな視点でいこう」だけで満足するのではなく
ポジティブとかそういう問題じゃなくて当たり前の話だな。
と思えるレベルまで言葉の選び方を変えてみてください。