こんにちは。
毛利まさるです。
勉強を続けることが苦手だと感じたことはありませんか?
「今日は疲れたから」
「やる気が出ないから」と理由をつけて、
つい先延ばしにしてしまう経験は、多くの人にあるでしょう。
しかし、勉強を習慣化するスキルを身につけることで、
そのような葛藤を乗り越え、自然と勉強を続けられるようになります。
この「習慣化できるスキル」を養うことが、
勉強法の成功の鍵とも言えるのです。
そもそも、習慣とは何でしょうか。
習慣とは、意識しなくても自然に行える行動のことです。
たとえば、毎日の歯磨きや
お風呂に入ることを思い浮かべてみてください。
これらは「よし!今から歯磨きをしよう!」
と毎日気合を入れなくても
続けられている行動ではないでしょうか。
なぜそれが可能かというと
それらが生活の一部として定着しているからです。
勉強も同じように、日常生活の一部として定着させることで、
気合いややる気に頼らずに継続できるようになります。
では、どうすれば勉強を習慣化することができるのでしょうか?
その第一歩は、ルールを決めることです。
たとえば、「夜10時から11時の間は勉強する時間にする」と決め、
その時間を毎日確保することを目指しましょう。
重要なのは、最初から完璧を目指さないことです。
始めは少しの時間でも構いません。
たとえば、10分だけ単語を覚える、短い文章を読むなど、
簡単に取り組めるタスクから始めることで、
負担を感じずにスタートできます。
次に、具体的な目標を設定することも大切です。
「何となく勉強する」のではなく、
「3ヶ月後に英単語を1000個覚える」や、
「毎日1ページのノートをまとめる」
といった具体的な目標を決めることで、
行動の目的が明確になり、続けやすくなります。
また、目標を設定する際には、
「達成可能な範囲」にすることがポイントです。
目標があまりにも高すぎると、挫折の原因になりかねません。
さらに、習慣化を助けるもう一つの方法が、環境を整えることです。
勉強する場所や道具を事前に整えておくことで、
「勉強を始めるまでのハードル」を下げることができます。
たとえば、机の上を常に片付けておき
必要な教材や道具をすぐに使える状態にする。
また、スマートフォンなどの誘惑を遠ざけるために、
通知をオフにしたり、別の部屋に置いたりすることも有効です。
もちろん、最初は大変に感じるかもしれません。
新しい習慣を作るには、少なくとも数週間の努力が必要だからです。
しかし、それを続けているうちに
次第に「当たり前」の行動に変わります。
たとえば、夜10時になると自然と勉強を始めるようになる。
そのような状態になれば、勉強を「頑張る」必要がなくなり、
やらないことに違和感を覚えるようになるでしょう。
また、習慣化のプロセスを楽しむことも忘れてはいけません。
新しいことを学ぶ喜びや、小さな達成感を積み重ねることで、
勉強が「嫌なもの」から「楽しみなもの」へと変わっていきます。
「習慣化できるスキル」を養うことは、
一見地味で面倒に思えるかもしれません。
しかし、それは長い目で見れば
自己成長のための最も効果的な手段です。
ぜひおためしください。