こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは社会人の1日の平均勉強時間をご存じでしょうか。
総務省統計局が2022年に公開した「社会生活基本調査」によると
驚くことに、その平均はわずか13分と言われています。
さらにそのうちの約53%は、勉強時間が0分です。
実際に、社会人になると、仕事に追われる日々が続き、
自分の時間を確保するのが難しくなります。
そして、多くの人は、「今さら学んでも遅い」と考えがちです。
しかし、実際には学ぶことに遅すぎるということはありません。
むしろ、社会人になってからの学びは、
仕事や生活に直結するため、実用的で効果的です。
たとえば、学生時代にビジネスシーンの英語を学んでも
実際の場面に遭遇していないので想像しにくいです。
しかし、社会人経験があると
なるほど英語ではこのように表現するのかと
具体的にイメージがしやすくなるのです。
さらには、英語のサイトを確認することも
抵抗がなくなります。
その結果、昇進のチャンスが広がるかもしれません。
他にも、プログラミングを学ぶことで、
新たなプロジェクトに挑戦する機会が得られるかもしれません。
ところが、なかなかそんな時間はないと思うことでしょう。
そこで、まずは30分ほど確保してみてください。
通勤時間やランチタイム、寝る前の30分など、
意識を変えれば使える時間は意外と多いのです。
これらの時間を有効活用することで、
新しいスキルを身につけたり、知識を深めたりすることができます。
たとえば、通勤中にオーディオブックを聴いたり、
ランチタイムにビジネス書を読むだけでも、
少しずつ知識が積み重なります。
また、寝る前の時間にオンラインコースを受講するのも効果的です。
このような小さな努力が、長期的には大きな差を生むのです。
さらに、1日30分の学びを習慣化することで、
自己管理能力も向上します。
「決めたことを実行する」という習慣が身につけば、
仕事でも信頼される存在になるでしょう。
たとえば、毎朝30分早く起きて計画を立てるだけで、
1日の効率が大きく変わることもあります。
この小さな行動が、結果的には大きな成果を生むのです。
もちろん、最初から完璧に取り組む必要はありません。
大切なのは、自分に合った方法を見つけ、継続することです。
たとえば、「朝は苦手だから夜の時間を使おう」とか、
「文章を読むのが苦手だから動画や音声を活用しよう」など、
自分のライフスタイルに合わせて工夫することが大切です。
このように、1日30分の学びを取り入れるだけで、
あなたは他の人よりも確実に一歩先に進むことができます。
そして、その一歩が積み重なれば、
やがて大きなリードとなり、
あなたのキャリアを大きく飛躍させるでしょう。
仕事術の基本は、他人よりも少し多くの努力を積み重ねることです。
社会人のほとんどが勉強していない現実を考えれば、
たった30分の努力でも、それが大きな武器となります。
今日からでも始めてみませんか?
その30分が、あなたの未来を大きく変える第一歩になるのです。