ハードル走を意識する

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、目の前の課題を乗り越えたのに、
またすぐ次の課題が現れた、という経験はありませんか?

その結果、気が抜ける暇もなく常に追われていると感じ、
達成感を味わうことが少なかったかもしれません。

実はこの感覚、ハードル走に似ています。
一つのハードルをクリアしても
すぐ次のハードルが現れるように、
仕事や目標にも次々と課題が立ちはだかります。

セールスマインドを養うためには、ハードル走を意識し、
その考え方を取り入れることが役立つでしょう。

ハードル走は、ゴールまでのタイムを競う競技です。

そのため、一つのハードルを超えたからといって
レースが終わるわけではありません。

次のハードルが待ち受けており
ゴールまで順番に越えていく必要があります。

このように、最終的な目的地に向けて
いくつもの障害を乗り越えることが
求められる競技なのです。

そして、単に完走するだけではなく
タイムを短くしていくことも重要な要素となります。
これはビジネスやセールスの世界にも通じる考え方です。

セールスマインドを持って取り組む仕事には、
目標達成とプロセスの改善が求められます。
まずは目の前の課題を一つひとつクリアし、
「完走」を目指すことが大切です。

その後、より良い結果を目指して、タイム短縮に取り組みます。
たとえば、営業活動での「完走」は目標売上の達成を意味しますけど、
タイム短縮とは、より効率的にその成果を上げるための改善を指します。

「どうすれば早く顧客のニーズを把握できるか?」
「どのようにアプローチすれば契約までの時間が短縮できるか?」

このように、次のステップへと進むための工夫が求められるのです。

ハードル走では、ハードルとハードルの間の歩幅を一定にすることが重要です。
歩幅が合わないと、リズムが崩れてタイムが伸びにくくなります。

この歩幅は、セールスでいう「進捗管理」にあたります。
一つの案件をクリアして次の案件に進む際、
適切なタイミングと準備ができていないとスムーズに進めません。

そのため、歩幅を整えるように日々の活動を見直し、
どのタイミングで何をするべきかを考えながら行動することが大切です。

また、ハードルを飛び越える際には、
前脚と後脚の動きを意識することも重要です。

前脚でハードルを越え、後脚で体を支えて次の動作に移るため、
動作に無駄がないようにする必要があります。

セールスにおいても、アプローチのタイミングや手段をしっかりと決め、
お客さんが迷わないように効果的な方法を選ぶことが重要です。

このようにセールスはハードル走と似ています。
ゴールへ向けて着実に進む自分を目指していきましょう。