お客さんを論破しない

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、セールスや日常のコミュニケーションで
相手の名前を呼ばずに会話を進めたことはありませんか?

その結果、相手との距離感がなかなか縮まらなかった
と感じたことがあるかもしれません。

そこでおススメなのは相手の名前を呼ぶことです。

人は自分の名前を呼ばれることで
自分が存在していることを強く意識します。

社員番号や出席番号ではなく
名前には個々の人間としてのアイデンティティが宿っています。

ですから、名前を呼ばれるということ自体が特別な行為であり
そこに相手への敬意や親しみが込められているのです。

あなたも、「おい」「ちょっといい」と呼びかけられるよりも
自分の名前を呼ばれた時に
自分が自分であることを自覚しますよね。

例えば、初対面の人からいきなり名前を呼ばれたとき
相手が自分に注意を払ってくれているという
印象を受けたことはありませんか?

それくらい名前の印象は強いのです。

名前を呼ばれることで、相手は自分が認められ
特別な存在として扱われていると感じます。

特に、ビジネスや営業の場面では
相手との信頼関係が何よりも大切です。


相手を名前で呼ぶことで
その信頼関係を強化することができます。

たとえ短い商談の中でも
相手の名前を何度か呼ぶことで
相手は「この人は自分を大切にしてくれている」と感じます。

「田中さん、おっしゃる通りです。」
「田中さん、それについてもう少し詳しくお聞かせいただけますか?」
というように、会話の中で名前を繰り返すことで
自分自身も相手の名前を覚えやすくなりますし
相手にも親近感を与えることができます。

ですので、どんなに忙しい時でも
相手の名前をしっかりと覚え
呼ぶことを心がけましょう。