こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは会社の後輩に対して
どのような言葉を使っていますか?
会社は、それぞれの社員に役割を与え
あなたはその役割を全うすることを求められています。
残念ながら社歴が長いからといって
偉そうに振る舞うことを会社は求めていません。
一人ひとりに与えられた役割はそれぞれ異なり
等しく重要なのです。
社歴が長いという理由で
「先輩は後輩に対してタメ語で話すのは当たり前」
という考えは決して当たり前ではないのです。
たしかに先輩は、後輩に対して豊富な経験や知識を共有し
成長をサポートすることができます。
しかし、その立場を利用して、
ぞんざいな言葉遣いや横柄な態度で接することは
許されることではありません。
むしろ、後輩に対しても敬語を使うことで、
「互いを尊重し、共に成長していく」
という意識を醸成することができます。
中には、優秀な成績をおさめた後輩は
いずれ上司へと昇進していくかもしれません。
そうなれば、かつての「後輩」は「上司」となり
今度はあなたが指導をされる立場になります。
つまり、「後輩だからタメ語で良い」という考え方は
会社の中で動きづらいことにもなるのです。
会社という大きな視野からみると
私たちの「役割」は、与えられた仕事を単にこなすだけでなく
「チーム全体の成功に貢献すること」です。
そのためには、上下関係にとらわれず
互いを尊重し、協力していくことが不可欠なのです。
後輩に対しても礼儀や尊敬の念を忘れないようにしてください。