距離感が近すぎる弊害

こんにちは。
毛利まさるです。

今回はルートセールスのコツについて紹介します。

企業向けのセールスは契約を取ることももちろん大切です。
しかし、それ以上に顧客との関係を維持することが大切です。

ルートセールスに特化した本は
世の中にあまりないため
新規を取るだけに特化した人は
この部分の解説をされていません。

セールスに人間関係はいらない!
と豪語している人が仮にいたとしたら
その人は間違いなくルートセールスに弱い人です。

問題はここからです。
一言で人間関係と言っても
その人間関係の距離感が難しいのです。
人間関係は仲良くなってからが大変なのです。

距離感が近すぎると必ず出てくる問題が
「もっと安くしてよ!」です。

これはマジックでも一緒です。

プロのマジックを見ていると
ここからは質問してはいけない
お金を払わなければいけないという雰囲気があるため
下手な事は言えません。

しかし、たとえば同窓会で
あなたの友達が急にプロと同じレベルの
マジックを披露したとします。

あなたはどう思いますか?

間違いなく「教えてよ!」と思うでしょう。

その人がそのスキルを周到するために
どのくらいお金をかけたかもわからないのに
それを無料で教えてもらおうとするでしょう。
そして教えてくれなかったらあなたは腹が立つでしょう。

おわかりでしょうか?

距離感が近すぎると感情が先に立ってしまいます。

なあなあの関係はビジネスを遠ざけてしまうのです。

ですから、仲良くなるといっても
そこにはビジネスとしての関係が必要なのです。

そのことを忘れないでください。
もちろん、中にはビジネスを越えてお付き合いをする人もいます。
それはそれで割り切ってください。

大切なのはあなたの中で距離感を意識しておくことです。