
こんにちは。
毛利まさるです。
未来の話は、逃避ではない
「来年のことを言うと鬼が笑う」とよく言われます。
だから未来のことを考えるのは無意味だ、と感じたことはありませんか。
あなたは、目の前の数字を追うことに精一杯で、将来のことを考える余裕なんてなかったのではないでしょうか?
毎月の目標、上司からのプレッシャー、未達の報告。
今日を乗り切ることで頭がいっぱいになり、気づけば「今月どうするか」しか考えられなくなっていた。
その結果、気持ちがどんどん重くなり、自分がどこへ向かっているのかわからなくなっていたと思います。
それは、あなたの能力が足りないからではありません。
なぜ未来を考えられなくなるのか
それは、将来は運や偶然に左右されるものだと刷り込まれてきたからです。
しかし、冷静に世の中を見渡すと、未来には「予測できる部分」と「予測できない部分」があります。
たとえば、厚生労働省が公表している人口動態のレポート。
金融機関が出している経済や産業構造の分析。
これらは願望ではなく、事実とデータをもとに描かれています。
それらに目を通すだけで、「これから何が伸び、何が縮むのか」という大きな流れは見えてきます。
ですので、未来を考えることは空想ではなく、現実的な思考なのです。
未来予想は、自分を縛るものではない
未来を考えると言うと、「明確な目標を決めなければいけない」と身構えてしまう人がいます。
しかし、ここで必要なのは完璧なキャリアプランではありません。
「この業界はどうなりそうか」
「この仕事は5年後も価値があるか」
「もしこの流れが続いたら、自分はどこに立たされるか」
その程度の問いで十分です。
おわかりでしょうか?
未来予想とは、自分を縛るためのものではなく、選択肢を増やすためのものです。
未来を見ないまま行動するとどうなるか
未来を見ないまま、目の前の業務だけを必死にこなす。
行動しても行動しても、成果につながらない。
評価も上がらない。
それは、行動の方向がズレている可能性があります。
行動しても成果が出ないのは、正しい方向に向かっていないためというケースは非常に多いのです。
逆に言えば、未来の流れを少しでも理解したうえで行動すれば、同じ行動でも意味が変わります。
逆に言うと、未来を知らないままでは、どれだけ行動しても評価される存在にはなりえないのです。
未来から逆算するという考え方
未来予想に目を通しながら、こんな問いを立ててみてください。
「この流れの中で、自分には何ができそうか」
「自分は、どういう状態でいたら納得できるか」
答えが曖昧でも構いません。
大切なのは、未来から現在を見直す視点です。
そうすると、不思議なことが起きます。
いまやっている業務の中で、「続けるべき行動」と「手放してよい行動」が見え始めます。
未来を想像しないまま行動を積み上げるのと、未来をうっすら描いたうえで行動を選ぶのとでは、同じ一年でも中身はまったく違います。
今日できる、たった一つのこと
難しいことをする必要はありません。
まずは、信頼できる公的レポートや経済レポートを一つ読んでみてください。
すべて理解できなくても構いません。
「へえ、そういう流れなのか」
その一言が出れば十分です。
そこから、「じゃあ自分はどうするか」を考え始めればいい。
それだけで、今日の行動に意味が宿ります。
未来を考えることは、現実から逃げることではありません。
むしろ、現実を立て直すための最短ルートです。





