嫌いな上司に対する考え方

こんにちは。
毛利まさるです。

嫌いだと感じてしまう、その感情の手前で

朝、上司の名前を見ただけで気持ちが重くなる。
会話が始まる前から、どこか身構えてしまう。
あなたは、そんな状態が続いていたのではないでしょうか?

「合わない」「わかってもらえない」と感じながらも、それを口に出せず、自分の中に溜め込んできた。

その結果、仕事そのものが少しずつしんどくなっていった、そんな感覚だったと思います。

ここで大切なのは、その感情が良いか悪いかを決めることではありません。
嫌いだと感じてしまうこと自体は、自然な反応です。

まずは、そう感じている自分を否定しないところから始めてみてください。

なぜ、上司への感情がここまで影響するのか

上司という存在は、評価や判断、指示という形であなたの仕事の流れに直接関わります。
距離を置きたくても置けない関係だからこそ、感情が絡むと逃げ場がなくなります。

それは、あなたが弱いからではありません。
それは、立場上どうしても影響を受けやすい構造だからです。

自分の価値や方向性が揺らいでいるときほど、その揺れは上司の言動と結びつきやすくなります。
ですので、上司への嫌悪感が強まるのです。

おわかりでしょうか?

これは感情の問題であるものの、同時に構造の問題でもあるのです。

「嫌い」の中に、一つだけ置いてみる視点

ここで、少しだけ視点をずらしてみてください。
無理に好きになる必要はありません。
理解し合おうとする必要もありません。

ただ、一つだけ考えてみてほしいのです。

「あの人には、私にない何があるだろうか」と。大きな長所でなくて構いません。
声が大きい、決断が早い、場を仕切れる。
どんなに小さなことでもよいのです。

そして、心の中でこう呟いてみてください。
「あの人は、私にない〇〇がある」と。

たったそれだけで、感情のベクトルは少しだけ変わります。
尊敬しようとしてもできなかったものが、「違い」として整理されるからです。

リスペクトは、感情ではなく整理から生まれる

ここで重要なのは、リスペクトは感情から生まれるものではない、という点です。

感情が追いつかなくても、構造として整理できれば成立します。
嫌いだと思っても、その人の特徴を一つ切り出せたため、あなたの中で「敵」ではなく「異なる存在」になります。

逆に言うと、すべてを否定したままでは、自分の視野も広がりえないのです。

これは、上司のための考え方ではありません。
あなた自身の思考を軽くするための整理です。

今日からできる、小さな前進

今日、何かを変えようとしなくて構いません。
上司への態度を急に変える必要もありません。

ただ、心の中で一度だけ、「あの人は私にない〇〇を持っている」と言葉にしてみてください。

何も変わらないように見えても、その一言を置いたため、感情が少しだけ距離を取ります。

その距離があるからこそ、次の行動を選べる余白が生まれます。

無理に前向きにならなくても、少し整理されただけで十分です。

それが、次に進む準備なのです。