営業が伸び悩む理由は「正解探し」にある

こんにちは。
毛利まさるです。

役に立つ情報はある。しかし正解はない

あなたは「このやり方をやれば、必ず成果が出るはずだ」と思いながら、情報を集め続けてきたのではないでしょうか?

書籍、研修、上司の助言、SNSの成功事例。どれも一見、もっともらしく見えます。
しかし、その結果、行動が鈍くなったり、自信を失ったりしていたと思います。
なぜなら「どれが正解かわからない」という状態に、自分自身を追い込んでしまったからです。

それは、現実の世界には「絶対的に正しい答え」が存在しないからです。

試験と現実世界の決定的な違い

資格試験の世界では、正解が用意されています。
時間をかけて行動をすれば、必ず点数という形で報われます。
しかし、仕事やキャリアの世界は違います。

「これはやってはいけない」というラインは存在するものの、それ以外はすべて「その方が良い」という確率論に過ぎません。
ですので、誰かの成功体験をそのままなぞっても、同じ結果になるとは限らないのです。

なぜアドバイスに「保証」を求めてしまうのか

スキルのある人から助言をもらうと、心のどこかで期待してしまいます。
「それをやれば必ずうまくいく」と。
中には「それで本当に成果が出ますか?」と、まるで品質保証を求めるような聞き方をする人もいます。

恥ずかしながら、私自身もそうでした。
しかし、ここで大事なのは、最終的に判断するのは自分だという事実です。
誰かの言葉は「判断材料」ではあっても、「正解」ではありません。

スキルのある人の助言とは何か

では、アドバイスを聞く意味はないのでしょうか。
そうではありません。
スキルのある人の判断は、スキルのない人の判断よりも「うまくいく確率が高い」。
それだけの話です。

バスケットボールで例えると、3ポイントシュートは6.75m以上離れた位置から打ちます。
それよりも、ゴール下から投げた方が成功率は高いですよね。

外す可能性はゼロではない。
しかし、遠くから投げるよりは入る確率が高い。

スキルのある人の助言とは、まさにこの距離を縮めてくれるものなのです。

行動しても不安は消えない。しかし進める

どれだけ情報を集めても、不安は完全には消えません。
行動しても迷うため、立ち止まりたくなることもあります。

しかし、正解がない世界で立ち止まり続けることは、前進しないことと同義です。
ですので、「確率が高い方を選び、自分で決める」ことが重要なのです。

逆に言うと、正解を探し続けている限り、主体的な成長にはなりえないのです。
役に立つ情報は確かに存在します。

しかし、それを「絶対的な正解」にしてしまった瞬間、思考は止まります
情報は使うもの。
判断は引き受けるもの。
その覚悟を持てたとき、営業という仕事は、少しだけ軽くなります。

そして、自分の足で前に進んでいる感覚が、確かに残るはずです。