
こんにちは。
毛利まさるです。
今の高揚感は、本当に自分のものか
あなたは最近、誰かに褒められて素直に喜んだことはなかったでしょうか?
成果が出始めると、周囲の態度が少しずつ変わっていきます。
組織の中で中間的な立場になり、後輩ができ、数字の話をされる機会が増える。
すると、これまで距離のあった人が、急に近づいてくることもあります。
あなたは「やっと認められた」と感じ、少し気持ちが軽くなったのではないでしょうか?
その結果、自分は今、うまくやれているのだと思います。
しかし、ここに一つだけ、冷静に見ておくべきポイントがあります。
それは、その高揚感が「自分で生み出したもの」なのか、それとも「誰かに与えられたもの」なのか、という視点です。
褒め言葉が増えたときに起きていること
成果を出し始めると、あなたの周りには二種類の人が現れます。
一人は、純粋に努力と結果を認めてくれる人。
もう一人は、あなたの立場や影響力を利用しようとする人です。
恥ずかしながら、私自身も何度も後者に出会ってきました。
褒め言葉を重ね、気分を持ち上げ、気づけば自分の時間や判断を奪っていく。
下手するとあなたを利用してあなたの立場を引きずり起こそうとしているかもしれません。
しかも、それは悪意がはっきり見えるものではないため、見分けるのはとても難しいのです。
それは、人は褒められると「自分は正しい方向に進んでいる」と思いやすいからです。
ですので、問題は褒められること自体ではないのです。
乗っているのか、乗せられているのか
ここで一度、自分に問いかけてみてください。
今の自分は、乗っているのか、それとも乗せられているのか。
もし乗っている状態であれば、気分が上がっていても判断軸は自分にあります。
やること、やらないことを冷静に選べているはずです。
しかし、乗せられている状態になると違います。
気分がウキウキしてしまい、断るべきことを断れず、流れに身を任せてしまう。
このとき、あなたは自分をコントロールできていないのです。
自分の軸を取り戻すために
では、どうすればいいのか。
答えはシンプルです。
褒め言葉を受け取っても、一歩引いて考えることです。
ですので必要なのは、気合でも根性でもありません。
自分の感情を一段上から眺める視点なのです。
今の自分は、乗っているのか、乗せられているのか。
この問いを持ち続けるだけで、あなたのキャリアは大きく崩れなくなります。
成果を出すことと、自分を失わないことは、両立できます。
そのために必要なのは、ほんの少しの冷静さだけなのです。





