
こんにちは。
毛利まさるです。
会話の中に潜む宝物
人との会話の中には、必ずといっていいほど自分の知らない話題が出てきます。
例えば、同僚が「最近こんなアプリを使っていて便利なんだよ」と言ったり、
友人が「昨日観た映画がすごく良かった」と話したり。
こうした話題を、あなたはどうしていますか?スルーして流してしまう人も多いでしょう。
忙しいし、自分には関係ないと感じることもあります。
けど、実はその「知らない話題」こそ、自己啓発のための大切なきっかけなのです。
深掘りする姿勢が成長を加速させる
ちょっとしたネタに出会ったとき、「へぇ、そうなんだ」で終わらせるのはもったいないことです。
そこで「それってどうやってやるのですか?」「どんなコツがあるんですか?」と、さらに一歩踏み込んで質問してみましょう。
相手も自分の知っていることを話すのは楽しいので、意外と喜んで教えてくれます。
そして、その小さな深掘りが、自分の知識や見識を広げるきっかけになります。
たとえば、仕事のちょっとした効率化の工夫を聞くこともあれば、人間関係を円滑にする話し方を学ぶこともあるでしょう。
あるいは考え方そのものが変わることもあります。
「なぜその人は腹が立ったのか?」といった会話をきっかけに、短気な人は人の口調や表現に過敏に反応していると知れば、
自分も無意識のうちに同じようなことをしていないか振り返るチャンスになります。
視野が広がる瞬間を逃さない
人はつい「自分の知っている範囲」で物事を解釈しがちです。
しかし、会話の中で耳にした未知の情報は、自分の視野を広げるためのヒントです。
たとえば「そんなやり方もあるのか」と気づいたり、「自分にはなかった視点だな」と思ったり。
これは日常生活の些細な会話からでも得られます。
ここで重要なのは、「知らないことを恥じない」姿勢です。
むしろ「知らなかったからこそ聞く」という行動が、学びの第一歩です。
わからないことをその場で素直に尋ねる。
これがあなたのアンテナを鋭くし、成長を後押しします。
自己啓発としての習慣化
アンテナに引っかかったものを調べることを習慣にすると、普段の会話が学びの場に変わります。
単なる雑談だと思っていたことが、自己啓発につながるきっかけになるのです。
これは決して難しいことではなく、「少しでも気になったら調べてみる」「質問してみる」という小さな行動の積み重ねです。
例えば、同僚が「昨日から筋トレを始めたんだ」と言ったら、「どんなメニューをやっているんですか?」と聞いてみる。
そこで得た情報が、あなたの健康習慣に役立つかもしれません。
あるいは、友人が「最近この映画にハマっている」と話したら、後でその映画を観てみる。
その映画のテーマが、仕事や人間関係のヒントになることだってあります。
会話の中に出てくる未知の話題は、あなたの成長を加速させるチャンスです。
それをスルーせずに「どうやって?」「どんなコツが?」と深掘りすることで、自分の見識を広げ、自己啓発につなげることができます。
アンテナに引っかかったものを調べる習慣を持てば、日常は学びに満ちた場へと変わっていきます。





