
こんにちは。
毛利まさるです。
周りの人の良いところを見続けるという社内営業
職場での人間関係にイライラしたり、「この人はちょっと苦手だな」と思った経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
人間関係のストレスは仕事のパフォーマンスに直結します。
であるものの、その状況を乗り越えるための方法は存在します。
それが「周りの人の良いところを見続ける」という姿勢です。
苦手意識の悪循環
「あの人は嫌だ」と思ってしまうと、話すこと自体が苦痛になります。
会議で顔を合わせるのも避けたいし、同じ空間にいるだけでエネルギーを消耗してしまう。
さらに厄介なのは、この意識が仕事全体に影響を及ぼしてしまうことです。
相手の行動すべてが気になり、ミスや欠点ばかりが目に入ってしまいます。
結果として、協力しなければいけない場面でも「どうせ無理だ」と勝手に線を引いてしまう。
これでは生産性もチームワークも損なわれるばかりです。
良いところを書き出すという方法
そこでお勧めなのが、「相手の良いところをメモに記述する」ことです。
たとえば「あの人は専門知識に詳しい」
「言葉は乱暴だけど、仕事に対してはとてもストイック」
「あまり落ち込まずに立ち直りが早い」といった特徴です。
この作業を続けると、自分が見えていなかった相手の側面に気づきます。
自分にはない強みを持っているのだと理解できると、苦手意識が和らぎます。
さらに、「この部分は自分も学べる」と思えるようになれば、相手と一緒に過ごす時間が「無駄」ではなく「成長の機会」へと変わります。
学ぶ姿勢が社内営業を強くする
ここで重要なのは、ただ相手を「許す」だけではなく、相手から学ぶ姿勢を持つことです。
社内営業の本質は「相手と良い関係を築き、協力を引き出すこと」にあります。
苦手意識を持ち続ければ、壁を作ってしまい、協力を得ることは難しくなります。
しかし「相手の良いところを認める」という行動を積み重ねれば、信頼関係は少しずつ育まれていきます。
実践することで変わる毎日
実際に「相手の良いところをメモする」習慣を取り入れると、不思議なことに自分自身の気持ちが軽くなります。
「嫌だ」と思う気持ちに支配されなくなるので、精神的に消耗することが減るのです。
そして次第に「自分が相手を避ける」のではなく、「相手が自分にとって学びを与えてくれる存在だ」と思えるようになります。
この姿勢は職場全体にも影響を与えます。
あなた自身が相手を尊重する態度を示すことで、相手もあなたを尊重するようになり、チームワークはより円滑になります。
職場での人間関係においてイライラや苦手意識を抱くことは誰にでもあります。
であるものの、それを放置すると仕事に悪影響が出ます。
だからこそ「相手の良いところを見続ける」という習慣が重要です。
欠点ではなく強みに注目し、それを自分の学びに変えていく。
この姿勢こそが、信頼を築き成果を上げるための社内営業の基盤となるのです。





