
こんにちは。
毛利まさるです。
一人の時間とレジリエンス
あなたは「一人の時間」を大切にしていますか?
孤独というのは、慣れていなければとても耐えがたいものです。
つい家族や友人に連絡したり、SNSを無意識に開いたり、テレビやネットの動画を延々と観て時間をつぶそうとしたりする。
けど、その「孤独から逃げる行為」は自分にとって本当にプラスになっているのでしょうか。
孤独を直視することの意味
孤独は寂しさや不安、悩みを一気に押し寄せてきます。
だからこそ、多くの人が避けようとするのです。
しかし、孤独からは逃げてはいけません。直視することが大切です。
直視すればこそ、なぜ自分は不安を感じているのか、
どうして寂しさが生まれるのか、
今抱えている悩みは何なのかを真剣に考えることができます。
それは痛みを伴う作業であるものの、そこで得られる答えは、あなたをより強く、しなやかにしてくれるのです。
一人の時間が生み出すレジリエンス
心理学では「レジリエンス」という言葉があります。
これは逆境に立ち向かい、しなやかに立ち直る力のことです。
実はこのレジリエンスを鍛えるのに、一人の時間ほど有効なものはありません。
誰にも頼らず自分と向き合うことで、感情を整理し、思考を深め、次に進む力を生み出す。
つまり、一人の時間は「精神の筋トレ」のようなものなのです。
外の刺激をシャットアウトし、自分の内面と対話することで、心の強さが養われていきます。
一人を恐れない
多くの人は「孤独=ネガティブ」と捉えます。
しかし、それは誤解です。一人の時間は、自分を知るためのかけがえのない時間です。
むしろ孤独を避け続けてしまうと、本当に必要な自己理解を深めることができず、
いつまでも不安や悩みの根本からは逃げ続けることになります。
だからこそ、一人の時間を大切にしてください。
それは決して「寂しい時間」ではなく、自分と向き合い、レジリエンスを鍛える貴重な瞬間です。
一人でいることを恐れず、その時間を通して自分を深く理解し、未来に向けて強く歩む力を得てください。





