継続ができるのはゴールがあるから

こんにちは。
毛利まさるです。

何かを成し遂げたいのに、
どうしても気が散って他のことをやってしまう。
継続することができない。

そんな悩みを抱えていませんか?

もしもそうであれば、
あなたは「ゴールイメージ」が明確ではないのかもしれません。

たとえば、自分の組織で一番になりたいと考えたとします。
その場合、具体的にどれだけの売上を上げれば良いのか、
その数字は明確になっているでしょうか?

さらに、その売上を達成するためには何件の商談が必要なのか、
そしてその商談のためにはどれだけの時間が必要なのか。
これらの問いに明確に答えられない場合、
あなたのゴールはまだ漠然としたままなのです。

ゴールが曖昧なままでは、
継続しようとしても気持ちが散漫になり、
途中で挫折してしまうのは当然です。

逆に、ゴールがはっきりしていれば、
「あとどれくらい頑張ればよいのか」
「何をすれば目標に近づけるのか」が見えてくるので、
モチベーションを維持しながら行動を続けやすくなります。

例として、陸上競技の100m走を思い浮かべてください。

100mというゴールがあるからこそ、
選手たちは全力で走ることができます。
しかし、「ただ全力で走り続けろ」
と言われたらどうでしょうか。

どこまで走ればいいのかわからない状況では、
どんなに優れたアスリートでもペースが乱れ、
次第に歩みが鈍くなってしまうでしょう。
目標がないまま努力を続けるのは、それほど難しいのです。

具体的にどうすればゴールを明確にできるのでしょうか。
まずは「何を成し遂げたいのか」を言葉にしてみてください。

次に、その目標に到達するために必要な行動を
細かく分解してみるのです。

たとえば「1年後に営業成績でトップになる」
という目標を立てたとしましょう。
その場合、達成するためには月にいくらの売上が必要か、
そのために何件の商談が必要か、
さらにその商談のためにどれくらいのアポイントを取る必要があるのか。

こうして具体的な数字に落とし込むことで、
毎日やるべき行動が見えてきます。

ゴールが見えると、行動における成果が見えやすくなります。
「あと少しで達成できる」という感覚が、
自然と行動の継続につながるのです。

もし今、何かに取り組んでいて
「なかなか続かない」と感じているのであれば、
まずは目標を具体的に描くことから始めてみてください。

ゴールが見えれば、自分がどの道を進めばいいのかがはっきりし、
途中で挫折することなく行動を積み重ねられるはずです。