反面教師は宝

こんにちは。
毛利まさるです。

すぐに返事を返す人は、相手の反応が遅いと感じることがあります。

それはなぜでしょうか?

それは自分ができているからこそ、
他人にも同じレベルを期待してしまうからです。
このような場面は仕事でも日常生活でも多く見られます。

自分ができていることほど、他人の行動が気になるものです。

たとえば、締め切りを守ることが当たり前の人は
期限に遅れる人を見るとイライラするかもしれません。
それは自分がその部分に対して特に意識が高い証拠です。

他人に対して不満を感じる瞬間は
実は自分の強みに気づくチャンスでもあります。

「この部分が気になるということは、
自分はここに注意を払える力があるんだ」
と考え直してみましょう。

それだけで、イライラが自己肯定感に変わるのです。

反面教師は、レジリエンス(逆境を乗り越える力)
を高める貴重な存在です。

反面教師に対して苛立ちを感じるのは、
自己の強みを確認できるサインと捉えましょう。

気になる行動があるなら
それは自分がその部分に対して気がつく力を持っている証です。

その視点を持てば、日々のストレスは
学びのチャンスに変わるでしょう。

そして、そのことを教えてくれたのは他でもない反面教師です。
ですから、反面教師に感謝をしましょう。
その心を育てることで、
レジリエンスの高い自分も作り上げることができます。

結局のところ、反面教師はあなたの成長の宝です。

他人の行動が気になるときこそ、
自分の強みや改善点に気づく瞬間として捉え
感謝する姿勢を忘れないようにしましょう。