こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは仕事中に「ちょっと気を抜いても大丈夫だろう」
と思ったことはありませんか?
その結果、思わぬミスをしてしまったり
チャンスを逃してしまった経験があるかもしれません。
私たちは日常的に多くの判断を求められる中で
つい緊張感を失ってしまうことがあります。
しかし、自然界を見渡してみると
その一瞬の気の緩みが致命的な結果を招くことがよくあります。
私が子供のころ、庭の葉っぱにアゲハ蝶の幼虫がいたのです。
とてもうれしくなり、私は手に取ろうとしました。
しかし、いざ手に取ろうとすると
幼虫の動きが気持ち悪くなってびくびくしていまい
幼虫がいる葉っぱが揺れてしまったのです。
その瞬間、その幼虫は落ちてしまいました。
私はあわててその幼虫を助けようとしたところ
そこのトノサマガエルがぴょんぴょんぴょんと
三回飛んで近づいてきたのです。
早く助けなきゃ!
と思った瞬間、トノサマガエルは舌を伸ばして
アゲハ蝶の幼虫を丸呑みしてしまったのです。
私は今でもその光景を忘れることはできません。
自然界は一瞬の気の緩みで命を落とすのです。
では、私たちの仕事、特にセールスにおいてはどうでしょうか?
幸いなことに、自然界のように命の危険が伴うことはありません。
しかし、命取りとなるという緊張感を持って行動する人と
そうでない人とでは結果に大きな差が生まれるのは当然でしょう。
特にセールスでは、お客さんの僅かな言葉や表情など
反応を読み取る必要があります。
一瞬の気の緩みが命取りとなる環境にいる動物たちのように
私たちも仕事において緊張感を持つことで
より良い成果を得ることができます。