理解ができない理由

こんにちは。
毛利まさるです。

突然ですけどあなたに質問です。

今この場に熱湯を持ってきてください。
その熱湯をこの魔法の入れ物に入れてください。
あとは私はこの入れ物に指一本も触れません。
ここでしばらく待っておまじないをかけます。
するとなんということでしょう。
何もしなくてもスープ入りの料理が完成しました。

あなたはこの状況を想像して
魔法だと思いますか?

魔法でもなんでもなく単純に
カップラーメンをつくっただけでしょ。

と感じることでしょう。

では、今から200年前にタイムスリップをして
全く同じことをしたらどうでしょう。

まるで魔法のように感じることでしょう。

一人は魔法と感じずに
もう一人は魔法だと感じてしまう。

このギャップはカップラーメンを知っているかどうかだけです。

カップラーメンを知っていれば
お湯を入れて3分待てば料理ができあがることを
理解しています。
つまり3分後にどうなるのか知っているのです。

一方でカップラーメンを知らない人は
お湯を入れて何が出来上がるのかわかっていません。

このような人にお湯を持ってきたら
料理ができるんです!といったことを
いくら熱弁しても伝わらないです。

想像できない人にやるべきことは
提案を受けるとどうなるのかを
しっかりとイメージできるように伝えることです。

とっても大切なことですので
ぜひおためしください。