こんにちは。
毛利まさるです。
あなたの会社では、会議に参加したのならば
必ず意見を述べるべきだという風潮がありますか?
この考えが正しいかどうかは
今回のテーマではありません。
このような風土の中で仮に
あなたの考えがまとまらない場合の
ごまかし方を今回はお伝えします。
その方法とは、どちらの良さを伝えるだけ
伝えて終わりにすることです。
たとえばあなたが友人から
「うどんとそばどちらが好き?」
と質問されたとします。
その質問に対して
「う~ん、なんとなくうどんかな。」
と答えるとします。
これだけであなたは「うどんが好き」という
意見を述べました。
その意見に追加で質問されたとします。
「その理由は?」
そこであなたは「理由は特にないな…」
と回答したとします。
これだけでなんとなく何も考えていない
雰囲気になってしまうのです。
一方「うどんとそばのどちらが好き?」
という質問に対してこのように答えたとします。
「難しい質問ですね。
うどんはうどん自体に強い味があるわけではないので
色々な出汁や具材にあわせることができて
バリエーション豊富ですよね。
対してそばはそれだけで風味がしっかりしていますし
ざるそばにするとそばの香りを楽しむことができますね。
どちらの良さもあります。」
と回答したとします。
なんだか考えている風ですよね。
しかし、実はこれは「どちらが好き?」と質問されているのに
「どちらも良い。」と回答しているので
国語の問題としては0点です。
しかし、会社の会議ではこれで乗り切れることが多々あります。
実際のところあなたの会社も
このテクニックを使って意見を言わない人が
山ほどいるでしょう。
なんとなく考えているようで結局のところ意見を述べていない。
会議で考えがまとまらない時。意見が出ない時など
いざという時に使える方法ですので覚えておいてください。