なぜ薬は怖いのか?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは薬について
どんなイメージを持っていますか?

できれば飲みたくない…
なんだか危険そう…
副作用が怖い…

たとえばインフルエンザにかかった時に
タミフルなどの抗インフルエンザウイルス薬に
対しても同様に悪いイメージを持っている人がいます。

では、実際のところどうでしょうか?

たとえば腹痛、悪心などは約0.5%です。

これは200人に一人の割合です。

ちなみに自動車で
1年間に人身事故を起こす確率は約1.5%です。

あなたは人身事故が怖くて
車の運転は一切しません!
と言い切りますか?

そんなことないですよね。

しかし、タミフルには怖いイメージがあります。

確率だと低いにも関わらずです。

なぜこんな風に感じるのでしょうか?

それは、薬の副作用の方が
リアルにイメージがわくからです。

テレビやマスコミによって
抗インフルエンザワクチンの怖さを伝えられたり

効果もない薬で製薬企業は儲けているといった
都市伝説を信じることで
悪いイメージを植え付けられているのです。

そもそも薬は食品を含めて
私たちが口にするものの中で
最も厳しい審査をクリアして世の中に出ています。

さらには医学部という最難関の学部を出た
専門家に診断してもらわないと
薬は私たちに届くことすらできないのです。

まずはそのことを覚えておいてください。

そこで、薬に対する怖いイメージがあるならば
まず副作用と副作用の確率を調べるのです。

具体的には添付文書を調べるのです。

単にイメージやマスコミの情報だけではなく
数字をみて冷静になって考えるのです。

そうすれば薬について
冷静に判断をすることができますよ。
ぜひおためしください。