こんにちは。
毛利まさるです。
突然ですがあなたに質問です。
とある塾がありました。
その塾の大学合格率は75%です。
とても素晴らしい合格率ですよね。
しかし、実際には100人の生徒のうち
大学に受かったのは50人でした。
これはどういうことかあなたは
おわかりですか?
ちなみに計算間違いではありません。
実際に計算をすると50%ではなく80%です。
なぜだかわかりますか?
ぜひ考えてみてください。
なぜ50%ではなく80%なのか?
それは、複数の大学に合格した人がいたからです。
100人の生徒のうち50人が一校だけ受験したとします。
残りの50人は三校を受験したとします。
そうすると計200校の大学を受験したことになります。
一校だけ受験した50人は全員不合格でした。
一方で三校受験した50人は全員三校合格しました。
すると計150校の大学に合格したことになります。
200校受験して合格は150校
よって合格率は75%になるのです。
おわかりでしょうか?
実際に合格した受験者の合格率は50%なのに
大学の合格率は75%になるのです。
これが数字のトリックです。
世の中にはこのようなトリックが
数多く溢れています。
数字のトリックを見破ることができれば
数字に強い人になることができます。
ぜひ今回のお話を覚えておいてください。