モチベーションをあげたいという罠とは!?

こんにちは
毛利まさるです。

私はよく
「モチベーションをあげるためには
どうすればいいですか?」
という相談を受けます。

私はこの質問をもらうたびに


「あぁ、
この人はモチベーションの罠に引っかかっているな」

と思ってしまいます。

というのも
モチベーションを理由にすると非常に便利なのです。

最近、モチベーションが出ないんです…

という理由で、体調を心配されたりします。

本当の問題は、
モチベーションをできないことの
言い訳にしていることです。

敢えて厳しいことを言いますと、
我々は給料をもらって仕事をしています。
ですからプロの世界で戦っているのです。

仮にあなたが、
TVのニュースを観ていて
ある日、アナウンサーが、
「今日はモチベーションがでないので
ぎこちないですがお許しください。」

と言ったらびっくりしますよね。
「なんじゃそら!」って

それと同じです。

ですが、
当の本人にとっては大変なのは分かります。

大切なので繰り返しますが、
うまくいかないことを
モチベーションという都合の良い言葉を使って
ごまかしていないですか?

例えば
最近、ケアレスミスが続いて上司に叱られ続けている。
最近、契約が取れずに落ち込んでいる。
これは、モチベーションがでないのが理由だ。
といった感じです。

これでは、
同僚と酒を飲んで
「あなたならうまくいくよ!」
と励まされて気がまぎれたり、
自己啓発本を読んでやる気になったりしても
残念ながら同じことを繰り返してしまいます。

むしろ大切なのはモチベーションではなく、
なぜ同じミスを繰り返してしまったのか?
を知ることです。


次はどうすれば同じミスを繰り返さないのかを
自分なりに考えて
そのミスをしないポイントを実行することです。

このことがモチベーションをあげることを考えるよりも
よっぽど大切です。

昨日よりも一歩
それが無理なら半歩だけでも進み続けましょう。
それだけであなたには
かならず良い未来が待っています。