間違った課題の設定とは!?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは「今の課題は?」と言われて
すぐに答えることが出来ますか?

仕事において課題の設定とは
とても難しいことです。

課題の設定さえ間違えなければ
仕事の方向性がわかりますので
あとは行動するだけです。

このように課題の設定は
とても大切なのです。

それ故に課題の設定には
苦労する人も多いです。

たとえば、よくあるのが
「課題」と「問題」を混同することです。

たとえばあなたが「包丁」を売っていたとします。

あなたが扱っている包丁は
持ち手である柄(え)が特徴な包丁だとします。

その特徴的な柄のせいで
なかなか主婦の方には理解されません。

そこで、あなたは包丁の正しい持ち方を
説明して理解してもらったところ
主婦の方に理解してもらうことが出来ました。

これで課題解決です。

いかがでしたでしょうか?

この包丁を売ることが出来るでしょうか?

残念ながら売れることはないでしょう。

なぜなら主婦には扱いにくい包丁の扱い方を
理解してもらっただけです。

言うならば他の包丁と比べて
マイナスだった部分がちょっとだけ軽減されただけなのです。

扱いにくい包丁であることにはかわりません。

これでは課題解決とは言わないのです。
単に扱っている包丁の問題点です。

ここで言う課題解決とは
他の包丁と比較しても良いと思う
ベネフィットを理解してもらうことなのです。

つまり、他の包丁と比べてマイナスな扱いにくさを
上回るメリットの理解です。

例えば切れ味が違うとか刃こぼれしにくいとか
特徴的な柄の理由は実はプロ仕様だとか
こういったことを理解してもらうことが課題なのです。

「課題」と「問題」は似て非なるものです。
「課題」の設定についてぜひ今一度考えてみてください。