満員電車で通勤する毎日にうんざり!?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは満員電車で通勤する毎日にうんざりしていませんか?
もっと自由な生活を送りたくありませんか?

こういった言葉を見て
あなたはドキッとしましたか?

世の中にはこういった
安っぽいトークがあふれています。

今回はそんな安っぽいトークに
騙されないための方法をお伝えします。

トークを分解してみましょう。
「満員電車で通勤」「毎日うんざり」
大きく分けるとこの2つで構成されております。

「満員電車で通勤」を「満員電車で旅行」
に変えてみましょう。

とたんに言葉の雰囲気が変わりますよね。

ということは満員電車そのものに
悪い意味はないのです。

では、次に「毎日うんざり」を考えてみましょう。

「毎日うんざり」という言葉だけみると
別に深い意味は感じられないですよね?

つまりこのトークは
「毎日うんざり」というなんとくなく
幅広い人に当てはまる言葉を投げかけて

さらに具体的に落とし込むために
「満員電車で通勤」という
一般サラリーマンに当てはまる言葉を持ってきているのです。

これにより読んでいる人は
まるで自分のことのように感じるのです。

しかし、冷静になって考えてみてください。
満員電車で通勤するのは一日の大半ですか?
毎日往復10時間もかけて会社や仕事先に行く人が
いるわけがありません。

通勤なんて一日のうちのごくわずかです。

一日の大半は仕事そのものの時間です。

もう一度みてみましょう。
「満員電車で通勤する毎日にうんざり」
この言葉で反応してしまったということは
一日の大半の時間である仕事そのもので
楽しさを見出していない証拠です。

仕事そのものに楽しさを感じていたら
「満員電車で通勤する毎日にうんざり」
という安っぽいトークにうんざりするはずです。

冒頭にトークを分解することで
セールストークのしくみがわかったと思います。

しくみがわかれば
あなたがどういった言葉に反応して
なぜそのように考えてしまったのか?
どこにその原因があるのか?
といったあなた自身の答えも見つかるのです。

マジシャンの種や仕掛けを
教えてもらったら
マジックの裏側とお客の反応がわかるように
セールストークの仕組みがわかれば
お客の反応もわかるようになるのです。

今回は安っぽいトークを分解しました。
あなたはこんな安っぽいトークに騙されないでください。
そしてこんな安っぽいトークでも分解すれば
セールストークとして勉強もできるのです。