出来事に意味を見出すのは自分

こんにちは。
毛利まさるです。

人生には、自分ではコントロールできない出来事が
数多く起こります。

予期せぬトラブル、大切な人との別れ
または仕事での失敗など、こうした状況に直面すると
「なんでこんな時にこんなことが…」
と思うこともあるでしょう。

しかし、出来事そのものには
もともと「意味」は存在しません。

それは「ただの出来事」であり
その出来事に意味を与えるのは私たち自身です。

言い換えれば、何かが「無意味」であるか
「意味がある」かを決めるのは
自分の心の中にある視点にかかっているのです。

たとえば、同じ失敗をしても
ある人はそれを「無駄なこと」として忘れ去り
ある人はそれを「成長の糧」として捉えます。

その違いを生むのは、その出来事に
どう向き合うかという意識のあり方です。

ですので、あなたがどんなに辛い経験をしても
その経験に意味を見出すことができれば
それはあなたを成長させる力となるのです。

アニメ『進撃の巨人』の中で
エルヴィン・スミスというキャラクターが放った名言があります。

「死んだ仲間もそうなのか?あの兵士達も…無意味だったのか?いや違う!
あの兵士に意味を与えるのは我々だ!」

これは、彼がどんな過酷な状況でも希望を持ち続け
仲間たちの死に意味を見出そうとした姿勢を表しています。

この言葉は、私たちが日々の生活の中で
経験する出来事にも当てはまります。

辛い経験や、思い通りにいかない状況に直面したとき
「これに意味なんてあるのか?」と思うことがあるかもしれません。

しかし、エルヴィンの言葉のように
出来事に意味を与えるのは私たち自身です。

もしあなたが自分の経験を「無駄だった」と考えれば
それは本当に無駄になります。

しかし、そこから何かを学び
「自分の成長につながる出来事だった」と捉え直せば
その瞬間にその経験は価値を持つのです。

ですので、どんなに辛い経験をしても
「この経験には必ず意味がある」と信じて
前向きに捉えることが重要なのです。

どんなに辛い経験も、あなたがその出来事に意味を見出すことで
未来への糧となり、あなたを成長させる力となるのです。

成長とレジリエンスを手に入れるために
出来事に対する意味づけを大切にしていきましょう。