「タイパ」を求めすぎる弊害

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは「タイパ」という言葉を知っていますか?

「タイパ」とは、時間対効果を意味する
「タイムパフォーマンス」の略語です。

コスパが掛けた費用に対する効果で投資対効果ですので
できるだけ時間をかけずに効果をしめす言葉がタイパになります。

生産性向上、効率化などを実現するためには
タイパを意識することが大切です。

しかし、実はタイパを求めることの弊害があるのです。

タイパをカンタンに言うとムダを省くことです。

ムダだと思うことを全部切り捨てて
必要だと思うことに最低限の時間を注ぐ。

一見すると全く問題がなさそうですよね。

そこに罠があるのです。

そもそも切り捨てるべきムダをどうやって判断しますか?

それは今、現時点で成果が出ていないものです。
ですから、予測が立たないものは切り捨ててしまいます。

その結果、どうなるでしょうか?

実はムダだと思えていたことが重要だった。
といった回り道に思えた近道を
発見する発見することが出来なくなるのです。

Connecting The Dots(点と点をつなぐ)が起きにくくなるのです。

最近の事例だとリモートワークです。

最低限のコミュニケーションだけで仕事をする結果
普段の何気ない会話からの発想が生まれなくなっています。

つまり、クリエイティブなこと、アイディアを必要とする場合は
ムダと思えることがあえて必要な場面もあるのです。

ですからあえてムダと思えること
雑談や息抜きなどはタイパから外しておく必要があるのです。

タイパを意識することはとても大切です。
しかし、意識するあまりに弊害があることも忘れないでください。