
こんにちは。
毛利まさるです。
コスパ・タイパを意識しているのに成果が出ない経験はありませんか?
効率を意識しているはずなのに、なぜか結果につながらない。
無駄なことは避け、近道を選んでいるつもりなのに、周囲の人のほうが前に進んでいるように見える。
そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
その結果、「自分のやり方が間違っているのではないか」と不安になったと思います。
しかし、その違和感の正体は、あなたの能力不足ではありません。
それは、コスパ・タイパという言葉の“前提”を見落としているだけかもしれないのです。
そもそもコスパ・タイパとは何なのか
コスパとはコストパフォーマンス、タイパとはタイムパフォーマンス。
投資した回数や時間に対して、どれだけ大きな見返りが得られたかを示す指標です。
ここで重要なのは、「投資した回数や時間」が前提条件になっている点です。
効率が良いかどうかは、ゼロの状態では成立しません。
まず投資していることが前提であり、その上で効率の差が意味を持つのです。
この当たり前の構造を、私たちは意外と簡単に忘れてしまいます。
数字で考えると見えてくる本質
たとえば、通常より20%効率の良い方法を選んだ人がいるとします。
その人は10時間を投資し、12のリターンを得ました。
一方で、20%効率の悪い方法を選んだ人がいます。
しかし、その人は20時間を投資しました。
結果として得られたリターンは16です。
おわかりでしょうか?
効率は悪いであるものの、投資量が多い人のほうが成果は大きくなっています。
効率の良し悪しよりも、まず「どれだけ投資しているか」が結果を左右しているのです。
なぜコスパ・タイパ重視の人ほど止まるのか
コスパ・タイパを強く意識しすぎると、「無駄を避ける」ことが最優先になります。
その結果、試行回数が極端に減ります。
失敗しそうなことを避け、確実そうなことだけを少しだけやる。
しかし、その姿勢では経験値が積み上がりません。
逆に言うと、最初から効率を求めすぎると、そもそも土俵に立てなくなりえないのです。
成長の初期段階では、無駄に見える行動の中にしか学びは存在しません。
一流が重視しているのは「投資量」
結果を出している人ほど、実はコスパ・タイパを最初は口にしません。
彼らが見ているのは、まずは「どれだけ打席に立ったか」「どれだけ時間を注いだか」です。
つまり量が先にあるのです。
これは、スポーツでも、営業でも、学習でも同じです。
まず量を投資する。
その過程で改善点が見え、自然と効率が上がっていく。
順序が逆ではないのです。
自分に問い直してほしい一つの質問
もし今、成果が出ていないと感じているなら、こう問いかけてみてください。
「自分は本当に十分な回数と時間を投資しているだろうか?」
やり方を疑う前に、量を疑ってみる。
それだけで、次に取るべき行動はシンプルになります。
もう少しやってみる。
もう一段、踏み込んでみる。
それが、停滞を抜ける一番の近道です。





