ルーティーンを死守する

こんにちは。
毛利まさるです。

一流の方が守っているもの

あなたは「忙しいから仕方ない」「今日は特別だから例外でいい」と、自分との約束を後回しにした経験はありませんか?

最初は小さな妥協だったはずなのに、気づけば習慣そのものが消えてしまった。
そんな経験が一度や二度はあったのではないでしょうか。

年末年始のビッグイベントである紅白歌合戦。
そのゲスト審査員を、大谷翔平選手が断ったという逸話をご存知でしょうか。

多くの人にとっては名誉であり、キャリアの象徴にもなり得る舞台です。
それを断るのですから、よほど特別な理由があると思いますよね。

しかし、その理由は驚くほどシンプルでした。

「毎日、午前中にルーティーンがあるから」

たったそれだけだったのです。

一流は特別なことをしていない

年末年始であるものの、休日であるものの、大谷選手にとっては関係ありません。
毎日、午前中にやるべきことがある。
それを守る。それだけなのです。

ここで多くの人が勘違いします。
一流とは、特別な才能や強靭な精神力を持っている人だ、と。

しかし実際はそうではありません。
一流の人ほど、生活は驚くほど地味で、判断基準は単純です。

「今日はどうするか」ではなく「今日も同じようにやるか」
この問いを、毎日自分に投げかけているだけなのです。

トップセールスから受けた衝撃

私自身、トップセールスの方と直接話す機会がありました。
そのとき、ガツンと頭を殴られたような感覚を覚えたのを今でもはっきり覚えています。

その方が大切にしていたのは、毎日の振り返りでした。
どんなに遅く帰ってきても、その日の行動を振り返り、記録する。
うまくいったことも、うまくいかなかったことも、感情も含めて残す。

それを毎日、欠かさず続けているというのです。
ちなみに私は、その方と深夜近くまでべろべろに酔って別れたこともあります。

当然ながら、その日も振り返りはやっていました。
ここまで徹底しているのか、と正直ゾッとしました。

一流が「譲らない理由」

なぜ一流の人は、そこまでルーティーンにこだわるのでしょうか。

それは、ルーティーンが「調子の良し悪し」から自分を切り離してくれるからです。
気分がいい日もある。
やる気が出ない日もある。
疲れている日も、落ち込んでいる日もある。

しかし、ルーティーンは感情に左右されません。
やるか、やらないかではなく、やる前提で存在しているのです。

逆に言うと、ルーティーンがない状態では、成果は安定しません。
その日の気分や環境に、人生のハンドルを握らせてしまうからです。

小さくていい。譲れないものを一つ

ここで誤解してほしくないのは、いきなり大きなことを始める必要はない、ということです。

朝5時に起きる必要もありません。1時間の振り返りを書く必要もありません。

5分でいい。ノートを開くだけでもいい。
「今日は何を感じたか」を一言書くだけでもいいのです。

大切なのは、何があってもやると決めたことを、一つ持つことです。

一流の人が守っているのは、才能ではありません。

環境でもありません。自分との約束です。あなたも、何か一つ、譲れないルーティーンを作ってみてはいかがでしょうか。

それは、未来の自分を裏切らないための、小さな約束になるはずです。