失礼な言葉を投げかけてくる人に振り回されない思考法

こんにちは。
毛利まさるです。

失礼な一言が、頭から離れなくなる瞬間

あなたは上司や同僚の何気ない一言が、いつまでも頭に残ってしまったことはなかったでしょうか?

「よくそれで売れるよな」「全然売ることできないもんな」。

冗談のようでいて、胸の奥に小さな棘のように刺さる言葉です。

その場では笑って流したつもりでも、帰り道や一人になった瞬間に思い出してしまう。
その結果、気持ちが沈み、自分の価値まで疑ってしまった、そんな経験だったと思います。

私自身も、かつては同じでした。

「もしかして嫌われているのではないか?」
「なんであの人に、そこまで言われなきゃいけないんだよ」

そうやって、相手の言葉を真正面から受け止め、何度も頭の中で反芻していました。

なぜ、必要以上に傷ついてしまうのか

それは、相手の言葉を「評価」だと無意識に受け取ってしまうからです。

しかし、冷静に振り返ると、その言葉の多くは論理でも事実でもありません。
感情やノリ、その場の空気で投げられただけの言葉です。

ある時、私はふと気づきました。
「ああ、この人は本気で言っているわけじゃないな」と。
関西の方言で言えば「ちょけた」、つまりふざけて言っただけ。

笑いを取りたかったのかもしれませんし、距離感を縮めようとしていたのかもしれません。
失礼だと分かっていながら、軽いノリで言葉を選んだだけの可能性も高いのです。

それは相手の未熟さであるものの、こちらの価値を下げる根拠にはなりません。
ですので、その言葉を真正面から受け止める必要はないのです。

おわかりでしょうか?

相手の言葉の重さは、言われた側が決めているということを。

受け流すことは、逃げではない

「受け流す」と聞くと、弱い対応だと感じる人もいます。
しかし、違います。受け流すのは、感情を守るための高度な判断です。

相手の不用意な一言に対して、真正面から反応しても、状況が良くなることはほとんどありません。
言い返しても、説明しても、相手が変わらないため、消耗するだけです。

だから私は、笑って返します。
「本当ですよね(笑)」
たったそれだけです。

それ以上、深追いしません。
その場の空気は壊さず、自分の内側も傷つけない。これは立派なスキルです。

言葉の裏側を見抜く視点を持つ

失礼な言葉を投げかけてくる人は、必ずしも強い人ではありません。
むしろ、自分の立場や成果に不安を抱えていることも多いのです。

誰かを下げることで、自分を保とうとする。
そう考えると、その言葉の意味合いは大きく変わります。

相手の言葉を真に受けても、こちらの状況は好転しないため、感情を動かす必要はありません。
逆に言うと、相手の一言で自分の価値が揺らぐ状態は、長期的に見て健全な仕事人生になりえないのです。