やらないことを決めることの大切さ

こんにちは。
毛利まさるです。

自分を削る選択を、無意識に続けていなかったか

あなたは、職場の飲み会や休日の付き合いに、どこか違和感を覚えながらも参加し続けていた、そんな状態だったのではないでしょうか?

本当は疲れている。しかし断ると評価が下がる気がする。
誘いに乗らなければ、チームから外される気がする。そう思って、自分の気持ちにフタをしてきたのかもしれません。

その結果、平日は仕事で消耗し、休日も回復できず、時間もお金も余裕がなくなっていたと思います。

資格の勉強をしようと思っても気力が湧かない。
将来のことを考える余白もない。
ただ「今日を乗り切る」ことに精一杯になる。こうした状態に、心当たりはないでしょうか。

それは、あなたの意志が弱いからではありません。
それは、「嫌なことを我慢すれば、いつか報われる」という前提で行動を組み立てていたからです。

「運命を共にする覚悟」があるかどうか

もし、あなたが今の会社、今の上司と運命を共にすると腹をくくっているなら、その選択はとても美しいものです。
三国志で言えば、桃園の誓いのような理想でしょう。
苦楽を共にし、最後まで同じ船に乗る。その覚悟があるなら、飲み会も休日の付き合いも、意味のある投資になります。

しかし、現実はどうでしょうか。
あなたの上司は、あなたの人生を最後まで背負ってくれる存在でしょうか?

もしかすると、上司は異動するかもしれません。失脚するかもしれません。
評価制度が変わり、これまでの頑張りがリセットされる可能性もあります。

ですので大切なのは、「それでもかまわない」と言えるかどうかなのです。
それでも一緒に沈む覚悟がある。それなら問題ありません。なぜなら、そこには覚悟と信念があるからです。

おわかりでしょうか?

問題なのは、覚悟がないまま、流れで自分を犠牲にしてしまうことです。

「やらないこと」を決めるのは逃げではない

もし、そこまでの覚悟がないのであれば、「やらないことを決める」という選択肢があります。
これは逃げではありません。むしろ戦略です。
嫌なことを我慢しても評価されないため、成果につながらない。
時間を使っても、未来が積み上がらない。

そうした行動を続けるほど、自分の軸はすり減っていきます。
逆に言うと、自分の時間とエネルギーを守れない限り、成果を出し続ける人にはなりえないのです。

営業成績が上がっている人ほど、すべてに付き合っていません。
彼らは冷たいのではなく、「選んでいる」だけです。

嫌なことをゼロにする必要はない

誤解しないでほしいのは、嫌なことをすべて排除する必要はない、という点です。
嫌でもやるべきことは確かにあります。しかし、それは「未来につながる嫌さ」であるべきです。

たとえば、苦手な顧客への提案準備は嫌でもやる価値があります。
しかし、目的のない付き合いで消える時間は、将来の自分を助けてくれません。

自分が嫌なことをしても成長のためなら耐えられる。
しかし、嫌なことをしても何も残らないなら、距離を取る。

この基準を持つだけで、日々の選択は驚くほどシンプルになります。

自分を守ることは、甘えではない

自分を守る選択をすると、どこか後ろめたさを感じるかもしれません。
しかし、それは自分勝手なのではなく、長く走るための判断です。

今は成果が出ていなくても、軸を守り、時間を味方につけた人は、後から必ず巻き返します。
焦ってすべてに応えようとする人ほど、疲弊し、立て直せなくなります。

ですので、自分が嫌なこととの付き合い方を見直すことは、未来の自分への投資なのです。
もし今、「このままでいいのか」と少しでも感じているなら、まず一つ、「やらないこと」を決めてみてください。

それだけで、あなたの人生は静かに、しかし確実に前に進み始めます。