変更点を明確にする

こんにちは。
毛利まさるです。

伝えた「つもり」が積み重なると、結果は出なくなる

あなたは「ちゃんと伝えたはずなのに、なぜか話が噛み合わない」と感じたことがあったのではないでしょうか?

予定変更の連絡、商談方法の切り替え、資料の差し替え。どれも日常的な業務であるものの、なぜか相手の反応が鈍い。
その結果、「自分の説明が悪かったのだろうか」「営業として向いていないのでは」と感じる場面もあったと思います。

しかし、ここで一つ冷静に考えてみてください。

それは、あなたの説明力や熱意の問題ではないかもしれません。

問題は「変更点」が構造化されていないこと

たとえば、伝達ミスの中の一つに変更前と変更後が明確に分かれていないことがあります。

たとえば、
「明日の商談はオンラインに変更でお願いします」
この一文、伝えているようで、実は誤解が生まれることがあります。

変更前は何だったのか。
変更後は何に変わったのか。
どのツールを使うのか。
URLはどこなのか。

これらが頭の中で整理されていないため、相手は流し読みをしてしまう。
それは怠慢ではなく、人間の認知特性なのです。

ビフォーとアフターを見える形にする

そこで意識してほしいのが、ビフォーとアフターを可視化することです。

変更前:対面での商談

変更後:オンライン(Zoom)

URL:〇〇〇

このように並べるだけで、相手の理解度は劇的に変わります。

最近では、オンライン商談といってもZoomなのかGoogle Meetなのか、あるいはTeamsなのかで直前に確認する人が増えています。

つまり、「オンライン」という言葉自体が、もはや曖昧なのです。

ですので、変更点を明確にするという行為は、相手への配慮であり、同時に自分を守る行為なのです。

なぜそれだけで信頼が回復するのか

ここが重要なポイントです。
人は内容よりも、「分かりやすさ」によって相手を評価します。

どれだけ誠実に説明しても、構造が整理されていなければ伝わらない。
逆に言うと、完璧な言葉でなくても、構造が整理されていれば信頼は生まれるのです。

資料が多少拙くても信頼される人がいる一方で、丁寧に話しても評価されない人がいる。
この差は能力ではありません。構造です。

小さな改善が、大きな差になる

「そんな細かいことで変わるのか」と思うかもしれません。
しかし、変更点を明確にしても成果が出ないのは、別の課題がある場合のため、まずはここを整えることが先です。

一つひとつの連絡で、
・変更前
・変更後
・具体的な手段
これをセットで伝える。

ただそれだけで、ミスは減り、確認の往復も減り、結果としてあなたの評価は静かに上がっていきます。

営業とは、押す仕事ではなく、迷わせない仕事なのです。

曖昧さを減らす人は、評価からもブレなくなる

この習慣が身につくと、実はもう一つ大きな変化が起きます。
それは、自分自身の仕事への不安が減ることです。

何を伝えたかが明確になる。
どこが変わったかを説明できる。
だから、振り返りも改善もできる。

逆に言うと、曖昧な伝え方を続けている限り、成長は実感しづらく、評価も安定しないままになりえないのです。

まずは、次の一通のメールからで構いません。
変更点を、ビフォーとアフターで書いてみてください。

それだけで、営業は確実に前に進み始めます。