
こんにちは。
毛利まさるです。
褒められることを期待してしまう瞬間
あなたが仕事を終えたとき、心のどこかで「これで凄いと思ってもらえるだろう」「よく頑張ったなと言われるかもしれない」と感じたことはありませんか。
実は、その気持ちを少しでも抱いた瞬間から、仕事は静かにあなたを疲れさせ始めます。
なぜなら、褒められることを期待した仕事は、結果が自分の手から離れてしまうからです。
相手がどう感じるか、どう評価するかは自分ではコントロールできません。
その結果、褒められなかったときに、必要以上に落ち込んでしまうのです。
勝手に期待し、勝手に落ち込む構造
ここで一つ、立ち止まって考えてみてください。
褒められなかったことで落胆する感情は、誰かに傷つけられた結果でしょうか。
多くの場合、そうではありません。
自分で期待し、自分で想像し、自分で失望しているだけなのです。
つまり、感情のジェットコースターを自分で作り、自分で乗ってしまっている状態です。
おわかりでしょうか?
私自身も、この状態を何度も経験してきました。
「今回は評価されるはずだ」と無意識に思い、何も言われなかった瞬間に心が沈む。
そして、冷静に振り返ってみると、誰も否定していないにもかかわらず、勝手に消耗していたことに気づくのです。
「褒められることを報奨にしない」という選択
ここで重要になるのが、「褒められることを報奨にしない」という考え方です。
これは決して、努力を軽視することではありません。
むしろ、仕事に対して長く誠実でいるための、とても現実的な姿勢です。
当たり前のことを当たり前にやった。
それだけのことだと、自分の中で完結させる。
誰かの言葉で価値が決まるのではなく、自分自身が納得できたかどうかを基準にするのです。
人に期待しても、人は思い通りには動きません。
しかし、自分の判断で「今日はやるべきことをやった」と認めることはできます。
ですので、仕事の報奨を外側に置かないことが大切なのです。
評価されなくても折れない人の共通点
不思議なことに、安定して成果を出し続ける人ほど、褒められることに執着していません。
淡々とやるべきことをやり、結果が出ても出なくても姿勢が変わらないのです。
なぜそのような態度でいられるのか。
それは、評価を目的にしていないからです。
仕事を丁寧にしても評価されないことはあるものの、それによって自分の価値が下がるわけではないと理解しています。
逆に言うと、褒められることを動機にしている限り、安定したメンタルにはなりえないのです。
自分で自分を納得させる力
今日の仕事について、誰かの反応を待つ前に、自分に問いかけてみてください。
やるべきことをやったか。
誠実に向き合ったか。
逃げずに取り組んだか。
それに対して「はい」と答えられるなら、それで十分です。
他人がどう感じたかは、あなたの責任ではありません。
褒められなくても前に進める人は、実はとても強い。
そして、その強さは、今日から意識一つで手に入れることができます。
仕事で消耗しがちな人ほど、「褒められることを報奨にしない」。
この考え方を、ぜひ一度、自分の中に置いてみてください。





