こんにちは。
毛利まさるです。
あなたが好きな映画や漫画や
お気に入りお店や観光地
を他の人に勧めたとします。
そこで相手の反応は
「いや~、それは嫌いですね!」
とはっきり断られたら
イラっとしますよね?
このように自分の考えや意見に
対して反対意見を言われると
感情的になってしまいます。
それは何もプライベートの話に
限ったものではありません。
会議の場やセールスの場でも一緒です。
相手の考えに対して
こちらの意見を言うことがあります。
そこで「それは違いますよ!」
とはっきり言うこともできます。
しかし、この場合は
当然ながら多少なりとも
相手は嫌な気分になってしまいます。
では、どうすれば良いのか?
それはあくまでも個人の一意見として
述べることです。
たとえば
「それは違いますよ!」
と言われた場合の主語は何でしょうか?
なんとなく「あなたは」
に聴こえてしまうのです。
そうするとあなたは違いますよ。
とまるで人を否定しているように感じてしまうのです。
だから感情的になってしまうのです。
ですから、
「あくまでも先ほどの意見だけに関してになります。
先ほどの意見は…」
といったように主語を明確にするのです。
[意見」を主語にすることで否定する対象は
「人」ではなく「意見」になるので
相手を傷つけにくくなるのです。
これは逆で考えてみると
わかりやすいです。
パワハラ上司の言い方が嫌なのは
「お前、その考えは間違ってるぞ!
そんなんだからダメなんだぞ!
だいたい昔からそうだ。
いつまでそんな浅はかな考えなんだよ!」
と意見の否定からなぜか人格否定まで含めるのです。
おかしな話ですよね。
大切なので繰り返します。
人の意見を否定するときは
主語を明確にしましょう。