
こんにちは。
毛利まさるです。
日々の生活の中で、私たちはさまざまな出来事に直面します。
仕事での成功や失敗、家族や友人との関わり、
そして自分自身の成長。その一つひとつが積み重なって、
私たちの人生を形作っています。
しかし、その一日一日があまりにも慌ただしく過ぎてしまうと、
自分がどんな経験をし、どのように成長しているのかに
気づかないまま終わってしまうことがあります。
だからこそ、毎日の終わりに
「振り返りの時間」を持つことが大切です。
寝る前の数分でかまいません。
その日を振り返り、次の3つの視点から考えてみてください。
「今日、どんなことができたのか?」
「今日、どんな成長があったのか?」
「今日、改善できることは何か?」
こうした問いかけを続けることで、
あなたは自分の行動を客観的に
見つめることができるようになります。
「今日どんなことができたのか?」を考えることで、
自分の成果を確認できます。
小さなことでも構いません。
たとえば、仕事の資料を期限内に完成させた、
上司に意見を伝えられた、家族に感謝の気持ちを伝えられた
そんな日常の些細なことも、
意識するだけで「自分は今日も頑張った」
という自信につながるのです。
「今日どんな成長があったのか?」を振り返ると、
日々の積み重ねが見えてきます。
たとえば、「今日はクレーム対応で冷静に話せた」
「会議で以前よりスムーズに意見が言えた」など、
自分の成長を実感する瞬間があるはずです。
成長は目に見えにくいものですけど、
毎日の振り返りで意識すれば、
確実にあなたの力になっていると実感できます。
「今日、改善できることは何か?」は、
自分の課題に気づくための視点です。
失敗や後悔は誰にでもありますけど、
それを「次はどうするか?」に変えることで、
前向きなエネルギーにできます。
たとえば、「今日は相手の話を途中で遮ってしまった」
「もっと丁寧に説明すればよかった」
と気づくことが、次の成功につながるのです。
振り返りは、過去を悔やむためのものではなく、
「これからどうするか?」を考えるためのものです。
だからこそ、どんな失敗があっても、
次に活かすための気づきが得られれば、
それは立派な前進なのです。
毎日の振り返りは、1日では劇的な変化を生みません。
けれど、その積み重ねが、
数か月後、数年後のあなたを大きく成長させます。
自分の良いところに気づき、自信を持つために。
さらに、改善すべき点を知り、行動に変えるために。
今日の終わりに、ほんの数分でもかまいません。
静かに目を閉じて
「今日、どんな一日だったか?」
と自分に問いかけてみてください。
そうすれば、あなたは確実に
昨日の自分よりも成長しているはずです。