あれこれ気が散るのは不安から

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、やらなければいけないことがある時に、
他のことが気になって仕方がない経験はありませんか?

たとえば、学生時代、テスト勉強をしなければならないのに、
急に部屋の片付けを始めたり
読みかけの漫画を開いてしまったり。

その結果、予定していた時間を無駄にしてしまい、
「もっと早く集中していれば」と後悔したことも
あったかもしれません。

それは、あなたがだらしないからではありません。
それは「不安」からくる行動なのです。

「やらなければならない」と思えば思うほど、
人はそのプレッシャーに不安を感じます。

テスト勉強や締め切り前の仕事など、
重要なことほどその傾向は強まります。

不安を抱えた状態では、脳がストレスを感じ、
集中力が低下するため、別のことに意識を逸らして、
その不安を無意識に緩和しようとします。

例えば、部屋の片付けをしていると、
「少なくとも何かを進めている」という感覚が得られ、
目の前の課題から一時的に逃げられるのです。

しかし、その結果、肝心のタスクが進まず、
後からさらに不安が増してしまうという
悪循環に陥ってしまいます。

では、この気が散る行動をどうすれば
前向きなものに変えられるでしょうか?

答えは簡単です。
「不安を抑える行動を、あなたの成長に繋げる」
よう意識を変えることです。

たとえば、次のような例を考えてみてください。

・片付けをするならば、効率的な学習環境を整えるために行う
・漫画を読みたくなったら、その前にちょっとだけ商品に関する知識や本を開く。
・不安を感じたら、一度深呼吸して心をリセットする

こうした具体的な行動は、不安を無理に抑え込むのではなく、
自然な形で不安を解消しながら、本来の目的に
近づくための手助けになります。

不安はあなたの成長を促すサインであり、
正しい方法で向き合えば、あなたをより高いレベルへと
導いてくれるでしょう。

「不安を感じるからこそ行動する」
そんな前向きな姿勢で、自己成長の道を進んでください。