本と対話をする

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは仕事で悩みや課題にぶつかり、
どう解決すべきか迷ったことはありませんか?

その結果、思うように解決策が見つからず、
悶々とした気持ちで時間が過ぎてしまうことが
多いのではないでしょうか。

それは、解決に至るまでの考え方や手段が
不足しているからかもしれません。

多くの人が頼りにするのは、すでに成功を収めた
人々の知恵や経験が詰まった「本」です。
ですので、問題が生じたときは「本と対話する」
姿勢が、仕事術として非常に有効なのです。

「本を読むこと」と「本と対話すること」は、
似ているようで全く異なります。

ただ本を読むだけでは、そこに書かれた内容を
ただ知識として取り入れるだけに過ぎません。

しかし、対話をするつもりで読めば、
その本が自分の悩みにどう向き合い、どんな
解決策を提示してくれるかを意識しながら
読み進めることができます。

それは、著者の考え方や視点を自分の中で
再構築することで、まるで著者と対話をしているような
感覚に近づけるからです。

これにより、自分自身の仕事術として取り入れられる
エッセンスが増え、解決策が一層明確になるのです。

本と対話するには、ただページをめくるだけではなく、
「熟読」が不可欠です。

あなたも、忙しい日常の中で、時間を惜しんで
早く読み終えたいと感じたことはありませんか?

しかし、その結果、内容を上っ面だけで捉えてしまい、
結局本当の学びが得られなかったと感じることが
あるのではないでしょうか。

それは、早く読み終えることを目的にしてしまうと、
本が持つ深い内容や本質を十分に味わえないからです。

ですので、内容を噛み締めながら時間をかけて
じっくり読む「熟読」が、
本当の意味での成長に繋がるのです。

本と対話するためには、自分から本に問いかける
姿勢が重要です。

例えば「今の自分に必要な答えは何か?」
「この章に書かれている内容をどう活かせるのか?」
といった具体的な疑問を持ちながら読むことで、
内容がより自分に響き、心に残るのです。

この姿勢を持つことで、本に書かれている内容が
単なる情報ではなく、実際の仕事術として応用できる
実践的な知識に変わります。

また、問いかけをしながら熟読することで、
自分自身の思考力も鍛えられ、
新たな視点が生まれることもあるでしょう。

熟読をし、対話するように本を読むことで得られるものは多大です。

新しい発見や自分の価値観の確認ができ
自身の成長につながります。

ですので、忙しい日常の中でも時間を作り、
一冊一冊を大切に読み、著者との対話を意識しましょう。

どんなに忙しくても、1ページでも構いません。
その姿勢こそが、自分を高め
日々の仕事に役立つ知恵となるのです。