こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは
「乾杯とは完敗から由来するので本来は良くない言葉」
という話を耳にしたことはありませんか?

ちょっとした豆知識のように覚えてしまい
飲み会の席で、いつか使ってみよう
と思った方もいるかもしれません。

残念ながらそれは大きな誤解です。

実際には「乾杯」は「完敗」から由来するというのは
全くのデマであり、このような噂は
インターネットで広がる典型的な間違った情報の一つです。

それは、私たちが情報を受け取る際に
エビデンスベース(証拠に基づく)で
物事を判断することの大切さを忘れてしまっているからです。

このようにあなたは、一度ネットで見た情報を鵜呑みにしてしまい
後でそれが誤りだったと気づいたことはありませんか?

何となく信じていたことが実は間違っていたと知り
少し恥ずかしい思いをした経験があるかもしれません。

それは、情報が溢れすぎている現代社会において
私たちが情報の信憑性をきちんと確かめずに
受け入れてしまいがちだからです。

ネット上の情報は便利で簡単にアクセスできますが
その中には正確でないものや
悪意を持って流されたデマも含まれています。

人が使っているから、みんなが使っているからということから
何気なく使っている言葉はありませんか?

たとえば「近しい」という言葉です。

これは本来ならば心理的に近い関係にあり
「親しい」に似ている言葉です。

しかし、この言葉はビジネスの場で使われることがあります。

「近しい意味となっている。」
「近しい結果となった。」

このような使われ方は本来間違っています。

「近い意味」
「近い結果」

これで十分です。

このように周りの人が使っているからといって
そのまま使ってしまうと
「乾杯」とは「完敗」から由来する良くない言葉
といったデマをそのまま信じてしまうのです。

私たちは情報の信憑性を常に考慮する必要があります。
エビデンスベースの思考を取り入れ
正しい情報をもとに自己成長を進めていくことで
あなたの成長はより確かなものになります。