こんにちは。
毛利まさるです。
空手家が毎日欠かさず正拳づきを繰り返すように
剣道家や野球選手が素振りを日課とするのには理由があります。
それを怠れば動作の安定性が低下し
フォームが崩れてしまうからです。
一見すると単純な反復に思えるこれらの練習は
実際には基礎を磨き上げ、極限の状況でも安定した
パフォーマンスを発揮するための重要な土台となっています。
そして、この考え方はセールスにもそのまま応用できるのです。
セールスにおける素振りとは何でしょうか。
それはセールストークの練習です。
実際の商談やプレゼンの場で自分の言葉がスムーズに出てこない
話がまとまらないといった経験はないでしょうか。
それは、頭の中で考えている内容を
口に出して練習していないからかもしれません。
セールスの現場では、一瞬の判断や言葉の選び方が
相手の心を動かす決め手になります。
そのためには、日々のトレーニングが欠かせません。
例えば、製品説明の要点を
何も見ずに話せるようになるまで練習する、
あるいは、よくある質問に対する答えを
即座に口に出せるように準備しておくことが重要です。
このようにして、セールストークを身体に染み込ませることで
セールスのフォームを崩さなくてすむのです。
毎日の素振りや正拳づきが空手家や剣道家に自信を与えるように
セールストークの練習もセールスパーソンに大きな自信をもたらします。
空手家の正拳づきや剣道家の素振りが
彼らの技を磨くために欠かせないように
セールストークの練習もセールスパーソンに
とって必要不可欠なものです。
毎日の練習を通じて、顧客に対して誠実かつ
効果的なアプローチを提供できるようになるのです。