ついついやってしまうものを視界から消す

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは「やるべきことに集中しよう」と思っても、
いつの間にかスマホを触ってしまったり、
ネットサーフィンをしてしまった経験はありませんか?

その結果、「やらなければならないタスクが進まず、
ただ時間だけが過ぎてしまった」と後悔したこともあるかもしれません。

しかし、これらの行動は意志の弱さや自己管理能力の不足が原因ではなく、
単に「視界に入るものが集中を妨げている」からなのです。

私たちは、目に見えるものに大きな影響を受ける生き物です。
例えば、仕事を始めようとした矢先に、
目の前にスマートフォンがあれば、
無意識のうちに手が伸びてしまい、
気づけばSNSをチェックしていることもあります。

あるいは、重要な商談の資料を作成しているときに、
目の前にお気に入りの雑誌や本が置いてあれば、
「少しだけ読もう」と思ってしまい、
結局、仕事の手が止まってしまうこともあります。

その結果、やるべきことが終わらず、
「自分は集中力がない」と感じ、
さらに自信を失ってしまうのです。

しかし、これらの行動は
単に「視界に余計なものが入っているから」
引き起こされているに過ぎません。
それは「人間は目に見えるものに引きずられる」からです。

ですので、集中力を高め、タスクを効率よく進めたいのであれば、
「ついついやってしまうものを視界から消す」ことが効果的なのです。

目の前にある誘惑が視界に入らなければ、
自然と意識がそれらに向くことは少なくなり、
結果的にやるべきことに集中できるようになるのです。

例えば、セールスマインドを持って業務に取り組む際、
目標達成のためには、限られた時間を有効に使うことが重要です。

そこで、まずは作業に取り組む前に、
「目の前に置かれているものを整理する」ことを習慣にしましょう。
パソコンの隣に置かれている本、デスク上にあるお菓子や小物類、
さらにはスマートフォンまで、手の届かない場所に移動させるのです。

また、通知をオフにすることも効果的です。
これにより、視界と手の届く範囲に余計なものがなくなるため、
集中しやすい環境が整うのです。

また、視界に入らない状態を保つだけでなく、
「やりたいこと」をあえて見える場所に置くことも効果的です。

例えば、セールスの目標や、商談の成功イメージ、
自分が目指す成果を書き出したメモをデスクの前に貼ることで、
自然とそれに意識が向くようになります。

これにより、目の前の作業が「やらなければならないこと」ではなく、
「自分が達成したい目標に近づく一歩」として捉えられるのです。

このように、「見えるもの」をコントロールすることは、
あなたのセールスマインドを強化し、
結果を出すための重要なステップとなります。

ただ「頑張ろう」と意気込むのではなく、
「見える環境」を整えることで、自然と集中力が高まり、
効率よく目標達成へと進むことができるのです。

ぜひおためしください。