こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、会社の会議でただダメな部分を
追及されるだけの時間を経験したことはありませんか?
その結果、会議が終わっても何も解決せず
ただ問題点が指摘されただけで終わってしまった…
そんな風に感じたことがあるのではないでしょうか。
それはまるで、小学校の放課後の会のようなものです。
放課後の会では
「〇〇君がこんなことをしました。ひどいと思います。」
という内容が共有され、皆の前でその子が責められ、終わりです。
それでは単なる問題の共有と責任の押し付けに過ぎず、次の行動に繋がりません。
そもそも、会議の目的は何でしょうか?
単に問題を指摘して終わりにすることが目的ではないはずです。
会議の本来の目的は、問題の解決策を見つけ
次の行動に結びつけることです。
しかし、多くの企業では、問題点の指摘に終始し
解決策が提案されない「意味のない会議」が行われがちです。
それでは、組織全体の生産性が上がらないばかりか
社員一人ひとりが問題に対して消極的になり、改善の意欲も薄れてしまいます。
あなたも、このような会議に参加して
「何のためにこの会議をしているのだろう」
と感じたことがあるかもしれません。
問題点ばかりが追及され、次にどうするべきかという
具体的な打ち手が話し合われない会議は、まさに時間の無駄です。
それは、問題が共有されるだけで
それを解決するための行動が示されないからです。
必要なことは「次に何をすべきか」
「どう行動すれば解決に繋がるのか」です。
言い換えれば、行動の打ち手を持つことが重要なのです。
では、どのようにして意味のある会議に
変えていけば良いのでしょうか?
まず、問題が起きた際には
必ず次に何をすべきかを考える姿勢を持つことです。
もしあなたが会議に参加していて
問題の指摘ばかりがされている状況に直面したなら
ぜひ自分から行動の提案をしてみましょう。
「私はこのようなケースの場合、
〇〇という方法が有効だと思います。
なぜなら、〇〇という理由があるからです。」
といった形で、自分なりの解決策を提示するのです。
行動の提案がない会議では、誰もが問題を指摘することに終始し
実際の改善には至りません。
しかし、誰かが具体的な解決策を提示することで
その会議は一歩前進します。
仮にその提案が完璧でなくても
それを元に新しい意見や改善策が出てくるかもしれません。
そして、最終的にはその会議が有意義なものとなり
組織全体の改善に繋がるのです。
ですので、あなた自身が次の行動を提案し
組織の改善に貢献していきましょう。